卒業 | 脳内図書館

卒業

脳内図書館

自分の存在価値に自信がないから
君の成長がこわいのだ

今保たれているバランスが崩れたら
自分は消えてなくなってしまうような恐怖を持っている

ああでも
あれもこれも自分が作り出したファンタジーなのだ

こんな窮屈なことは終わりにしよう

もう脚の引っ張り合いはしない

決めた


雑音を消して個の確立をする

それと同時にこれからは
『君』と『自分』二つの弧を包括する大きな円を描く

弧と弧がぴったりと重なるよりも随分大きな円が描けるから

縮小も停滞もしない
拡大していくのみ

卒業だ