溪底 | 脳内図書館

溪底

いつも中心でなくちゃ気が済まないわけではない

あなたや周りの人を疑っているわけではない

皆が注いでくれる大きな愛を感じていないわけではない

成功を願っていないわけではない


ただ
自分なんてたいして必要な存在ではなかったのかもしれないと

些細なことで気持ちが流れて

そう 全く意識できないまま

孤独の溪に落ちる


他人に承認されることで生きている気がしてるのだ

いや
他人に承認されなければ生きていけない気がしてるのだ

要するに幼児と同じ心理状態だ

自分の存在に諦めを感じているのだ

そんなことないのにね

わかっているんだから
這い上がらなくちゃ