きみ自身
この世に生れ落ちたとき
皆等しく
愛と才能と可能性に満ち溢れていた
それは大人になった今だって同じだ
皆等しく
愛と才能と可能性に満ち溢れている
痛いくらい感じるんだ
きみを物体として存在させている
その尊い肉体の奥に潜むいのちの瞬きを
きらきらしていて純粋で傷付きやすくて
無限の可能性を秘めている
そんな「きみ自身」を 感じると
涙が込み上げてしまう
とても綺麗で愛おしくて
「どうか自由に羽ばたいて」と祈りたくなる
子供の頃に形作られた信念が及ぼす影響は
思ったより大きくてしぶとい
きみ自身を隠して
見えにくくする
それでもきみはちゃんと元のまま存在している
感じようとすれば感じることもできる
「きみ自身」は
生れ落ちたときから相変わらず
愛と才能と可能性に満ち溢れている
わたしはきみを痛いくらい感じるんだ
PHOTO:k.a.n.a
