エネルギーの昇華 | 脳内図書館

エネルギーの昇華

アタマをガツーンと石で殴られたような状態になったときでも、ギリギリ理性とつながっていられるくらいの論理的な説明が自分自身にできるようになった。

ある程度納得もいくし、不安も小さくはなる。
パニックを避けるための有効な手立てだ。

それでも理性が感情全てを制圧できるわけではない。

いくらアタマでココロを納得させても、発生した大量のエネルギーは消えてなくなることはない。
あまりに強い炎故、自然に鎮まっていくのには随分時間がかかり、いつ他のものに引火するかわからない危うい状況が続く。

・・・そこで考えた。

わたしが持て余しているこのエネルギーこそ、芸術の源になりうるもの・・・音楽に転化すべきものなのではないか、と。

もはや数年前のように、感情に丸ごと支配され、何もかもわからなくなり、他人にそれをぶつけてしまうだけの勢いはない。

それが間違っていて、愚かな行為だと、どんなときでも自覚できるようになってしまったからだ。

だから最近は、このエネルギーがただ行き場を求めているだけなのだということを、ひしひしと感じていた。

・・・昇華させてあげよう。
密やかに、華麗に。

エネルギーの塊を、形にし、磨き上げ、芸術に進化させてあげよう。

それはとんでもなく、自分を愛す行為になるのではないか。

今までずっとそれができなかった。

これは知的生命体である自分にとって、最高の愛し方となる。