等しい価値 | 脳内図書館

等しい価値

『お父さんやお母さんに大切に育てられてきた子は、みんなにも大切にされるべき子。』

幼少時代から、そんなことを漠然と思っていたことに気付いた。


じゃあわたしは?
自分をどう思ってきただろう。

『お父さんやお母さんに大切に育てられてきた子ではないから、みんなにも大切にされるべき子ではない。』

そう感じていたのではないだろうか。


そんなこと、ない。
わたしは大切にされるべき存在だった。

生まれてきた子供、みんなみんな、そうだ。

大人だって本当はそうだ。

ああ、これが、人間の価値は皆等しいということに繋がるのか。