「夜は優し。」 | 脳内図書館

「夜は優し。」

「夜は優し。」


ゴダール映画『気狂いピエロ』で、こんな言葉が語られていたのをふと思い出した。


…ここ二ヶ月程、どうもエネルギー不足で、良いリズムに乗れない。(制作期間に入ってから、生活が一変してしまったからなんだろうな。。)

私の場合「精神に肉体がついていけない」ということが殆どなんだけど、最近は珍しく「精神が肉体に付いていけない」感じで。

その上、しょっちゅう思考ループに嵌まって、僅かな蓄えさえ浪費してしまうから、夜には泣きたいくらいヘトヘトになってる。

今日は、朝昼、食事を摂るタイミングを逃してしまったことも祟って、意識が朦朧としていた。

帰宅後、夕食前に少し眠ったら随分楽になった。
それでこんな時間。


ああ、でも、こんな一日だったけど、終わりは、優しい。

夜は優しい。

いつからだろう、こう感じられるようになったのは。

朝からあんなにアタマの中が氾濫していたけど、眠る前の今は穏やか。
優しくて、嬉しくて。


寝息が子守唄になる。


…おやすみなさい。