孤独 | 脳内図書館

孤独

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人間はそもそも群れになることで生き抜いてきた。

遺伝子にはそれらの情報がしっかり組み込まれている。

だから『孤独』というものに死と同等の恐怖を感じるのは当たり前で。


寂しくて繋がりたくて、どうしようもない夜に、人の温もりを求めるのはごくごく自然なことだ。

体温がままならないなら、声。
それさえままならないなら、文字。
それさえままならないなら、記憶を反芻する。


誰でもいい、体温を感じたい。

でも記憶を反芻するなら、君がいい。


君が、君がいい。
君に会いたい。