閉じていた躯 | 脳内図書館

閉じていた躯

触れられて初めて知る

わたしこんなに躯がかたくなっていたんだって


感覚が閉じていて鈍い

溢れる涙は寂しいから

また無意識のうちに気持ちを麻痺させていた


開かれていないと

感じない

寂しさも愛しさも


通じ合えなかった気持ち達は

焦りや怒りや不安に姿を変えてしまう


こんなときは本当にひとつになりたい

個別にある肉体がもどかしい