弔い | 脳内図書館

弔い

mica’s Qualia

「死ね」

わたしの古い自我に対して彼がくれた言葉に鳥肌が立って、
それから涙が頬を伝った。

古い自我
偽りの自己
月の娘

今度こそ本当に、さようなら?

できる?わたしに。

失敗ばかりしてきたわたしに。


さようなら、しよう。

恐怖の真相から逃げちゃだめ。


思考がぼやける。

ああ、見失わないようにしなくちゃ。

もう、わかってるはず。


既にわたしは、黄色い道の途中にいる。

最高の人生は現在進行形でここに在る。


新しいわたしに、手が届きそう。

今まさに、過去・現在・未来が、繋がろうとしている。