ダイビングからあがってくると、たいていお部屋からハウスリーフでシュノーケルを楽しむという
海三昧の私たちですが、実は初日、初めてココアの海でシュノーケルしていたときのこと、mitsuちゃんが
これぞ、大自然の驚異とでもいうべき、洗礼を受けました。
ゴマモンガラという魚を聞いたことがありますか?
モンガラカワハギ科という魚の一種で、ダイバーやシュノーケラーにはよく知られている魚です。
遠浅の割りと綺麗な海で遊んだあることのある方なら意外とよく目にしている魚だと思います。
こんなのとか、あんなのとか。
モンガラといっても沢山の種類がいて、大小様々、上記のモンガラ種は15cm程度と割りと小ぶりのサイズ。
こうしたモンガラがどうしてよく知られているかというと、由来はその凶暴性にあります。
普段は割りとピースフルな魚だそうですが、
産卵期のモンガラは、卵を守るために、非常に攻撃的で、
人間だろうと、巣に近づくものには容赦なく攻撃してきます。
銃の引きがねのように突進してくるせいか、英名は、Triggerfish と呼ばれます。
非常に鋭い歯を持っていて、噛まれればそなりな怪我をしますし、
ひどいと指を食いちぎられる、という話しも聞きます。
ダイバーとして、これまでインストラクターさんなどから、モンガラの危険性に関する知識は
何度も教わっていましたので注意をしていましたし、今回も、お部屋を案内してくれたスタッフさんから
ハウスリーフにもモンガラが生息しているので気をつけてね、と注意喚起をされていました。
お部屋にはお魚図鑑がおいてあり、基本英語で書かれているのですが、モンガラのページには
あえて一枚の日本語の紙が挟まっており、この魚は危険なので気をつけてね、という内容の注意書きまで
ありました。
特に危険なのは、このゴマモンガラ↓ Titan Triggerfish です。
上記のモンガラ種よりも、50~60cmと非常に大きな体をもっていますので、攻撃力もそれなりということでしょうか。
ということで、一応私たちもシュノーケルに出かける前には、モンガラに気をつけようね、と
お互いに安全確認して出かけたのですが、海に入ればいるわいるわ、モンガラの数々!!
基本的には小さなモンガラ種ばかりなのですが、それでも近づきすぎないよう、注意を怠りません。
で、ドロップオフあたりをウロウロしていたら、見たことのない大きな魚が5~6匹単独行動をしているのが
目に入り、うわ~大きくて、変な泳ぎ方する魚だな~と、mitsuっちゃんと二人で、ゆっくり後を追っていました。
その直後、そのうちの1匹が目にも留まらぬ速さでmitsuっちゃんへ突進!!
うわーーーーっっっ!!mitsuっちゃん、フィン噛まれてるしーーーっっ!!!
驚いた私はmitsuっちゃんを置き去りにして無我夢中でその場を離れました。(えーーーっっ)
しばらくして自分の安全を確認したあと(えー)、mitsuっちゃんの元へ戻ると、フィンをかまれたー!っと彼。
襲われた本人は、マスクで視界が狭いためか、どういう状況で襲われたのかは定かではなかったようですが、
とにかく、なにかが、しばらくの間、フィンに食らいついていたことは把握していたようです。
一部始終を傍から見てた私からするとまさにトリガー、恐怖の一言、あのスピードじゃ、気づいても逃げ切れない!
ということで、そそくさをその場を離れました。
部屋に戻って魚図鑑を調べてみると、Yellow Triggerfish, キヘリモンガラという、モンガラの一種。
体調はゴマモンガラと同じく、50~60cmで大型のモンガラに分類されるようです。
おそらく、私たちは知らずに、巣で卵を飼育していたキヘリを追いかけて、刺激してしまったのでしょうね。
というわけで、初めてモンガラに襲われた(人を目撃した)体験をしました。
怪我がなかっただけ良かったですが、まさに大自然の脅威、私たちはあくまで彼らの生態を
ちょっと覗かせてもらっている、彼らにとってのお邪魔虫に過ぎないのだという自覚と畏怖の念を常にもって、
生き物や自然と接するべきだと、改めて痛感させられました。
以後も、ダイビング中だろうがシュノーケル中だろうが、ちょくちょくモンガラに遭遇しましたが、そのつど
猛スピードでダッシュして逃げる私たち、相当なトラウマ体験になりました。
ちなみに、ココアのリーフにはゴマモンガラも数匹生息していることを目視確認しています。
右よーし左よーし!
あくまでも、悪さをせずに、そっと眺めるだけだったら危ないことはないと思うのですけどね。




