❤スゥイートキャンディ️❤️ ⑺

キャンディは、ポニーの丘でレースに縁取られた、淡いグリーンがかったカードを眩しい光にかざして見つめていた。
「アニー ついに婚約が決まったのね!」
キャンディの心は誰よりも嬉しさでいっぱいだった。小さい頃から弱虫で、泣き虫だったアニーが 今は素敵な大人の女となり、大好きな人と結ばれる。そして何より、自分と同じアードレー家の一員になるのだから!

「 Miss キャンディスW ・アードレー様

この度、アーチーボルト・コーンウェルと、アニー・ブライトンの婚約式が5月7日に行われることとなりました。ささやかながらお祝いパーティーを開催しますので、ぜひご参加ください。

p.s キャンディ‼️私達のことをいつも応援していてくれてありがとぅ~。この日が来るなんて感謝で涙が出ちゃう。キャンディがいたから今の私達がいるって事忘れないでね✨どうか私達の門出を一緒に。。。

アーチー&アニー



何度も何度もキャンディは、その美しいカードを眺めていた。胸に押し寄せる幸せとはこうも美しいものなのかと改めて心に思った1日であった。

5月、それはキャンディとアニーが、ポニーの家に拾われてきた季節!
アニーはその事を今では懐かしんで、よくキャンディとアーチーと語り合ったものだ。

キャンディは、その季節が何よりも好きで愛おしいといつも思っている。
なので、アニーがその季節に婚約する事も自分の事のように思えてならないのだ。

「ステア!アニーがあなたの妹になるのよ。なんて素敵な事なの?ステアもずーっと望んでいたものね!本当に良かった」キャンディは暮行く空を仰いでそう呟いた。