以前、有名な作曲家のドキュメンタリーをテレビでやっていた。
その人は高学歴でエリートで作曲家でも成功し、
穏やかな優しい顏をした人だ。
しかし子供は障害がある。
妻の証言で家では相当なパワハラ親父だったらしい。
仕事から帰ると子供に正座をさせて深夜まで説教していたという。
確か妻にもパワハラをしていた、と言っていた。
優しい顏からは想像つかない。
昭和の時代は仕事さえできれば、勉強さえできれば、スポーツで結果を出せば、
プライベートや性格など問題にされることはなかった。
しかし最近は違う。
その作曲家も引退した。
息子の不祥事の謝罪会見で某有名司会者は
「親としてちゃんとやってきたつもりです」と言っている。
つもりです、って何ですか?と聞きたい。
某有名女優も娘や息子の問題については一切語らず
昔は「理想の母親」ランキングの上位者だった。
いくら優しい人や仕事ができる人でも家庭に問題がある人は信用できない。
独身の人はプライベートなことは全くわからないので難しい。
どこかの校長のように家庭以外の海外で悪いことをする人もいる。
悪いことをすれば一般人もネットでさらされるし過去のことも隠せない。
誰でも一つや二つ過去があるだろう。
過去を清算するには今すぐ良い人になるしかない。
良い人というのは幸せになることだ。