金子美香です。
先日、ラジオで偶然この曲を聴いて
全くどんなことを歌ってる歌なのか知らなかったのですが
涙が溢れてきました。
たぶん皆さん聴いたことはあるはず！
よかったら聞いてみてください
何を思って泣いたかというと
先月、とあるブログを見つけたんですね。
ママさんのブログなんですが、
昨年9月に、4歳ぐらいの息子さんが突然、多臓器不全になり
あっという間に亡くなってしまったと。
3人兄弟の真ん中なのかな？
他に2人娘さんがいるみたいです。
輝空(きら)くんというそうで、良かったら検索してみてくださいね。
それで、そのブログ記事をいくつか読ませて頂いて、
私、いま娘がいなくなっても
こんな風に恋しく思わないんじゃないか
こんなに「また会いたい」って
また声を聞きたい、またほっぺたにふれたいって
思わないんじゃないか
って思ったんですね。
もちろん、実際にそうなれば色んな感情は湧くと思うんですけど……
でも、なにか子どもとの向き合い方を見直したいなと
思って、我が子との向き合い方を振り返ってみました。
私、もともと 子どもに対してわりとドライで
産んだから愛おしいというよりは
なんか、いつの間にか生まれてて
ただ そこにいるから、一緒に生きてる
みたいな感覚なんですが
結構
「早く大きくなればいいのに」
みたいな気持ちが大きかったんです。
「早くしゃべればいいのに」
「早く1人で塗り絵とか折り紙出来るようになればいいのに」
「早く"子育て"じゃなく"教育"ができる年齢になればいいのに」
「早く大人になればいいのに」
そう思っていました。
ほんとね、子ども時代って何なんだろうって。
大人になるっていう結果さえ得られれば
子ども時代なんてなんでもいい。
早く成長して欲しい。
人間って大人になるまで時間かかるなー、とか。
そんな風に思っていました。
たぶん、自分が子ども時代
大人になることばかり考えていたからだと思います。
子どもの自分を楽しむっていう発想がなかった！
早く結婚したかったし
特に社会貢献欲もなかったので、
どんな仕事をするのか、とかもピンと来ず
早く結婚できる年齢になればいいのにな〜とか
とにかく自分の22年間をほぼ全て
「大人になるため」に使いました。
"今"を楽しんだこともあまりないし
自分の好き嫌い、楽しいを研究してなかつたので
だから大人になっても、
趣味やこだわりってそこまで無いし
恋愛では相手に合わせるし
楽しいことをすることに意味を感じなかったりとか
幸せと感じても「で？結局何になるの？」
みたいな感じでした。
↑娘1歳
↓わたし1歳
でも、輝空くんのママのブログを読んで
あ、わたし、子どもの"今"の気持ち、"今"の表情を味わってないな〜〜
ということに気づきました。
それで、その気づいた日は、
とにかく、子どもの"今"を味わおうと思って
いーっぱいハグ
しました。
しました。そうしたら、すごく幸せで
満たされた気持ちになり
娘のことはもちろん
自分の"今"をも愛おしく思えるようになった気がします。
先日も、つい
娘の「遊んで欲しい」とか「構って欲しい」みたいな気持ちよりも
ご飯を作ることを優先してしまい
グズりまくる娘をスルーしながら
無表情でとにかく「ご飯を完成させる」ということだけを考えていました。
本当に苦痛で
何のために生きてるのか？
何のために料理してるのか？
分からなくなりました。
つい、調子が出始めると
「将来のこと」
「これを完成させたい」
「これを間に合わせたい」
というところに執着してしまって
"今"が感じられなくなりますね。
"今"を大事にすることが
心の安定、家族の安定に繋がるんだな〜〜と
あらためて思いました
爪切り
子どもを愛するって
成長を楽しむことでもあるけど
その前にまず
"今"ぎゅーっとハグすることですね