ラジコンに使うオイルやグリス、その他あやしい薬品などを総じて「ケミカル」と呼びます。
けっこう便利。
今私が所持しているグリス・オイル類はこんな感じです。
今回はミニッツで使用するケミカルのうち、主にオイルとグリスの使いどころについて記事にします。
とりあえず初めは、
・適当なベアリングオイル
・セラグリス
あたりがあれば何とかなると思います。
ボールデフを使うなら
・ボールデフグリス
は必須です。
欲が出てきたあたりで
・VGフッ素コート
・魁ベアリングルブ
・ギヤデフグリス30000番
を買うと良いのではないでしょうか。
それでは、いろいろなケミカルを使用用途によって分類して紹介します。
<摺動(しゅうどう)部分の潤滑>
摺動とは、滑らせながら動作する機械の構造のことです。
ミニッツでは、ピニオンギヤとスパーギヤの噛み合わせ、キングピンとナックル、キングピンとアンダーカバー(?)などが該当します。
主な箇所でのおすすめのケミカルは以下の通りです。
・ピニオンギヤ&スパーギヤ
タミヤ Fグリス
タミヤ セラグリス
タミヤ モリブデングリス
20190812追記
VGフッ素コート剤
などの乾かして使う潤滑剤が最も適しているとの情報をいただきました。
グリスだとコース上のタイヤカスなどがくっついて抵抗になるらしいです。
・キングピン/アッパーサスシャフト/サスボール
タミヤ VGフッ素コート
京商 キングピンオイル(フッ素)
ここはフッ素系を使うのが定番のようです。
持ってなければうすーくセラグリスを塗ってもいいかと思います。
・サーボギヤ
タミヤ セラグリス
おまじない程度に塗ってます。
サーボギヤの持ちは良くなってるかも・・・
<ベアリングの潤滑>
ベアリングも厳密には摺動部品なのですが、回転がメインなので別カテゴリにしました。
・モーターの軸受け
魁プロジェクト 魁ベアリングルブ(低粘度)
各社ベアリングオイル
走行する前はモーターの軸受けにオイルをさすようにします。
モーターの軸受けはオイルを切らすと激しく消耗してモーターの寿命を縮めてしまいますので。
なお、タミヤのメタルオイルはどろっとしてて、付けると回転数が落ちますが、付けないよりはずっといいです。
・フロントのベアリング&モーターマウント側のベアリング
魁プロジェクト 魁ベアリングルブ(低粘度)
京商 ミニッツローフリクションスプレー
各社ベアリングオイル
・・・実はローフリクションスプレーは使った事無いです。京商公式ではフロントホイールに優しい素材らしく、おすすめみたいです。
普通のCRC556などの鉱物系オイルだとホイールの素材を浸食するためホイールのダボが割れやすくなるとのこと。
・右リヤタイヤ&ボールデフのベアリング
モリブデングリス
ここはなんとなく、モリブデングリスを塗り込んでいます。
デカラジのボールデフを組むときにスラストベアリングにモリブデングリスを使うので、合わせてみただけです。
一応、回転抵抗の少なさよりもオイル切れを防止して、なるべく劣化が遅くなりそうなケミカルをチョイスしてみた結果です。
もちろんベアリングオイルでもOKだと思います。
<ボールデフ>
ボールデフに使うグリスは特殊です。
通常のデフが潤滑を目的にしているのに対して、ボールデフグリスは潤滑しつつ力が加わったときに滑らない性質が求められます。
・デフボール&デフプレート
ステルスデフルーブ(ヨコモ?アソシ?)
タミヤ ボールデフグリス
個人的にはステルスデフルーブが好きです。
この辺の話はまた後日。
・デフプレート&デフハウジング
タミヤ VGデフプレートグリス
ここはしっかり固定したい箇所です。
両面テープ、瞬間接着剤、ゴム系接着剤といろいろ試しましたが、メンテナンス性からVGデフプレートグリスに落ち着きました。
<動きを遅くする>
ダンパーのような効果(衝撃の減衰効果)を得るためにグリスを塗る場合があります。
好みに応じてやればいいので、無理してやる必要は無いです。
アンチウエアグリスなどのネバネバのグリスはこういうところでも使えます。
・フリクションダンパー
タミヤ ボールデフグリス
タミヤ セラグリス
一般的にはタミヤのボールデフグリスがいいみたいです。TK師匠のブログによるとラジコンマンという方が見つけた組み合わせのようです。
・アッパーサスシャフト
京商 デフグリス30000番
インナーチューブダンパー(フロント)が使えない時に、アッパーサスシャフトにデフグリスを塗ると多少ごまかせます。
・ノーマルのピッチングダンパー
京商 デフグリス30000番
タミヤ アンチウエアグリス
これはオススメの使い方です。
走りがしっとりすること請け合い!
ま、オイルダンパー買った方がいいんですけどね。
・インナーチューブピッチングダンパー
京商 デフグリス30000番
各社シリコンオイル
説明書ではシリコンオイル3000番までがおすすめのようですが、もっと固めにしたい方はデフグリス30000番を試すと良いと思います。
・インナーチューブダンパー(フロント)
タミヤ セラグリス
各社シリコンオイル
フロントにつけるインナーチューブダンパーには何も塗らないのも選択肢の一つです。ちなみに硬いオイルを塗るとアンダーステアになり、やりすぎると切り返しが少しもっさりします。
最後に、もう一度繰り返しますが
とりあえず初めは、
・適当なベアリングオイル
・セラグリス
あたりがあれば何とかなると思います。
最初から全部揃える必要はないですよ。


