僕は、きっと生粋の大分県人なのだろう。
3代どころかオヤジの家系では、風土記の時代からだから、ずーっと昔だ。

でもここでは別の話をします。
僕には、大阪に親戚がいる。学生時代の友達も関西人が多い。

彼らに囲まれていると、ついつい釣られて関西弁(ざっくり一纏め)になってしまう。
彼らは、大概において僕ら地方の人間には何の遠慮もなく関西弁で話し掛けてくる。
親戚の従兄のお兄ちゃんとかは、絶対に標準語に近づけようともしない。最初から最後まで大阪弁なのだ。子供の頃から聞いているから、アクセントや使い回しなんかまで覚えてしまう。大分弁が瀬戸内文化圏で言葉自体の類似性があるのだろうが、聞き取りやすいし話しやすい。

そんな訳で、大阪行ったり、来てくれたりした時は、大阪弁で喋っていた。それが当たり前だとも思っていた。

それがある時を境に止めてしまった。
ある日、堺の女の子達と話していた時に、自分の感情も高ぶっていたのか、訳の分らない大阪弁になってしまって「変な言葉話さんといてくださいよ」って笑いながら言われた。
こっちは、結構気を使って話して上げていたつもりでいたのに、何だかなーって思ってたのと同時に、待てよ!ドラマとかで大分弁聞いた時の違和感ってこんなもんか?と感じた事。それ以来、たぶんネイティブでもない人間が、中途半端な言葉で喋っても失礼になるんやないか?と考えて、親戚、極親しい友達以外では話さなくなった。

逆にありがたい事に、それを境に大分弁を話す事の衒いがなくなった。恥ずかしがっていた何かが自分の中にあって、そう言った行動になっていたのかもしれない。

所詮、僕はネイティブ大分人なのだから、一生、なんちゃって関西人でいいのだ。それでいいんじゃっち(大分弁)思う。