James Zollarジャンルを超えてビッグネーム達との共演を続けるNYのトランペッター! | MIC-ENTERTAINMENT / Musicians International Connection Entertainment

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ジェームズ・ゾラー
James Zollar 
Trumpet, Flugelhorn,Producer



昨年3枚目のソロアルバムを発表、NY×Brasil の最高にグルーヴィーなユニット  “Run N’ Fly” ( ラン・エン・フライ )のホーンセクション “Harlem Hornsのリーダーでもあるジェームズ・ゾラーの10代からの音楽界でのキャリアを、意外なビッグネーム達とのエピソードも含めて紹介。


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ハリー・ベラフォンテ出演のロバート・アルトマン監督の映画『カンザス・シティー』でも取り上げられたが、全米の音楽の発信地のひとつとして名高いミズーリ州カンザスシティー生まれ。

9歳でビューグルという小型ホルンを吹いていたジェームズは12歳でトランペットに自分の音楽の表現方法を見出す。

ジャクソン5マーヴィン・ゲイなどモータウンレコードのヒット曲の全てを叩いたとも言われる伝説のドラマージェームズ・ギャドソンがゾラー家とは家族ぐるみの付き合い。ジェームズの姉がギャドソンの幼な馴染み、住居も橋を渡ってすぐだったことからギャドソンとはつい先日も新年の挨拶を電話で交わし、ギャドソンも若くしてプロとなり故郷を後にした為ジェームズはギャドソンとは面識は無いが、この頃から今でも季節ごとに必ず連絡を取る間柄。
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74年15歳で親元を離れサンディエゴに進学したジェームズは、先に同じ街に住んでいた兄が当時17歳だったネイザン・イーストの数学の家庭教師で、住居も近かった関係からホーンセクションを探していたネイザンのバンドに加わるが、その頃はまだガレージをスタジオ代わりに練習していたアマチュアバンドだった。

後にネイザンはサンディエゴで人気だったバンド"Power"に参加し、ジェームズも同バンドに参加してネイザンと幾度となく共演。

このバンドはすぐにサンディエゴで大人気となりNYに遠征しバリー・ホワイトの前座を務めたりしたが、78年前後に "Rising suns "と改名したあと間も無く解散。


因みにネイザンは、ローカルバンドとして人気で当時12枚程度のレコードをリリースした "Fatt Burger"に参加したり、76年ブルース・キャメロン提供した "With All My Love" という楽曲がリリースされこれがネイザンの処女作となり、サンディエゴのローカルで大ヒットを記録。

これを足がかりにネイザンはLAへ移住。間も無くグラミー賞に3回ノミネートされたジャズ・フルート奏者ヒューバート・ロウズのライブに起用されLAの音楽界で有名になり、ほどなくケニー・ロギンスフィル・コリンズリー・リトナーなどポップス系の仕事を中心に活動を始める。この一連のネイザンの流れをジェームズは間近で見ながらネイザンと共演を続けた。
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NYに居を移したジェームズは、83年22歳でデューク・エリントン・バンドに所属。今年でメンバーになって35年目で最古参となった。

85年の夏には、当時高校生だった日野
 “ジノ”  賢二とセントラルパークでストリートライブをしたり、87年〜88年には頻繁にルル・ジミー・スコットが飛び入りするライブに出演。ナンシー・ウィルソンスティービー・ワンダーと共演。

94年には、マドンナのヒット曲シークレット" で、ジェームズのジャズメンらしいルックスがマドンナから気に入られジェームズはほぼ弾けないピアノの前に座らされピアニスト役でPVに参加。
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96年に公開された、ジャズ狂であったロバート・アルトマン監督が故郷のカンザスシティのジャズシーンを壮大に描き、実際のジャズ界の巨人達を現代のジャズメンに演じさせたことで音楽ファン必見と呼ばれる映画『カンザス・シティ』にも、ジェームズはトランペッター役で出演。中盤のジャズセッションのシーンは全てセット内でライブレコーディングされ、この作品の一番の見どころとされている。


◉ロバート・アルトマン監督
ジェームズ・ゾラー出演
ハリー・ベラフォンテニコラス・ペイトン(Tp)、デビット・ニューマン(Sax)、ジョシュア・レッドマン(Sax)と共演

ジャズファンの必聴盤と言われる同映画のサントラ盤でも、殆ど全曲にジェームズは参加。


◉カンザス・シティ、サントラ盤

2014年には、渡辺貞夫の実弟でドラマーの渡辺文男との公演のために来日。

2015年にはレディ・ガガトニー・ベネットのデュオ公演に参加。

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昨年末来日公演していたロバート・グラスパーとも、このアルバムで共演。



現在はデューク・エリントン楽団カウント・ベイシー楽団ウィントン・マルサリス率いるリンカーンセンター・ジャズ楽団のメンバーを努めながら、ラテンジャズのレジェンドであるピアニストエディ・パルメリとクラリネット奏者ドン・バイロンのバンドにも所属。
 


昨年アルバムを発売して全米で人気急上昇の ラン・エン・フライ ではジェームズ率いるホーンセクション ”ハーレムホーンズ”オマー・ハキームと共にプレイしている。



ジェームズが参加しているアルバムを列挙するとキリがないので、ソロ作品と何作かをピックアップ。



James Zollar 1st ソロアルバム
Charlie Parkerのカヴァー集

James Zollar 2nd ソロアルバム


James Zollar 最新アルバム



《ジェームズ・ゾラー参加アルバム、ピックアップ》
奥様であり2016年度日本ジャズボーカル大賞受賞、ビーバップピアニスト太田寛二、クラシック、ジャズからロックまでをレパートリーとするピアニスト霧生トシ子と現役ピアニストが両親であることでも著名な霧生ナブ子のアルバムに参加。

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