義父には年金以外の収入があったので準確定申告が必要。

4ヶ月以内に申告の旨、義母には伝えてありましたが

気持ちが落ち着くまで何も手が付かないのも当たり前。

四十九日を過ぎ、ようやく作業に取り掛かります。

 

「遺族年金がもらえるはずだから」と、年金事務所での

手続きについて調べたら「電話で予約」とのこと。

義母が「今週空いてるから」と電話したら「1か月先

しか予約が取れません」と言われたそうな。

 

予約取れなきゃ仕方ないと予約日に出かけ、手続き完了。

続いて準確定申告ですが、義母が「源泉徴収票が無い」と。

自身は年金受給者ではないので知りませんでしたが、

あれこれ差っ引かれてから年金が振り込まれるので

年金機構から源泉徴収票が発行されるみたい。

 

最初、義母は税務署に電話して「源泉徴収票をどこで

もらえばいいか?」と聞き、返事は「こちらから『どこ』

とは言えません。ご自身で確認を」だったとか。

「電話に出た人、若かったから知識ないんだね」と

のたまう義母。

いやいや、提出前の資料の内容を税務署が知ってたら

逆に怖いんですけど…

 

結局「書類が無いから」とオロオロするばかりなので

「とりあえず発行してもらえるよう、年金事務所に電話で

問い合わせてみては?」と促します。

 

以前、子どもの年金手続きのゴタゴタがあった時、

電話したら「本人でないと受け付けません」とバッサリ

斬られたのですが、システムが変わったのか、今は

家族が問い合わせしても答えてくれます。(口頭での

氏名や年金番号などのデータが一致していないとダメ)

 

電話で問い合わせた結果、「遺族年金の手続きが完了

すると自動的に源泉徴収票は発行されるが、通常は

3ヶ月かかるので待って」だったそうな。

 

これを待っていると準確定申告の締め切りに間に合い

ません。

その旨伝えると「源泉徴収票発行部署に必要な資料が

届いていないので、月末に再度問い合わせを」とか。

 

「相続税がかかるほど財産無いし、慌てなくて大丈夫」

なんて言って手続き先延ばししていた義母ですが、

少しは気持ちが引き締まったかも。

 

ま、こういう時こそ母親を支えなきゃいけない

息子(夫)が何もしないのがいけないんですけどね。

 

とりあえず年金以外に収入があって確定申告をしていて

遺族年金が受給できる場合は、最初に年金手続きから

始めないといけませんね。

予約という落とし穴、あなどれません。