クシュヴィ・ラス ~不思議な曲がった木と無人駅で凍え死にそうな体験~ | 世界散歩

世界散歩

20代最後の思い出に世界一周に行ってきます。世界中を散歩気分で旅します!

ポズナンの次に訪れたのは「シュチェチン」


ポーランドの北西にあり、ドイツ国境のすぐそば😃


なんでも、第二次世界対戦辺りまではドイツの領域だったんだとかびっくり


戦後にポーランド領になった経緯がありますが、詳しい歴史はGoogle先生に聞いて下さいw



さて、そんな国境沿いのシュチェチンに行った理由は…


「クシュヴィ・ラス」という木が見たい


…のただ1つだけ。


正確に言えば、シュチェチンではなく、電車で30分ほどの距離にあるグリフィノと言う街から少し行ったところにこの木はあります。



「わざわざ見に行くくらいの木なの?」


っと思うかもしれませんが、とても不思議な形の木で、見に行く価値はありました。


グリフィノを超えて2駅くらいだったかな?


駅の名前↑


無人駅で廻りには家がポツポツとある程度…(^_^;)



GPSを頼りに歩いて行くも、何もない(・д・)


入り口らしきところには何ともミスマッチなガス管?が😨


ここに入り進んで行くと案内標識があり進んで行くと、それは突然現れました。


それがこちら↓



うおぉぉ~( ̄∇ ̄)


確かにこの一角だけ木が曲がって生えています。





よく見るとわかりますが、後ろの木は真っ直ぐです。


更に注意深く観察していると、全部同じ方向に曲がっていますね。


人為的に曲げられた事は分かっているのですが、はっきりした理由はわかってないそうです。


"船を作るパーツに必要だったから曲げられた"などの意見がありますが推測の域を出てないそう(^^;)


本当に不思議ですね( ̄∇ ̄)



さて、この不思議な木を観る目的も達成し、シュチェチン帰ります。


先ほど降り立った駅で電車の時間を確認


やはり1時間に1本程度の間隔っぽい…


「次は40分後ね( ̄∇ ̄)」


10月も後半に入り、ヨーロッパの寒さが厳しくなった時期。


無人の駅には小屋も無ければ、人も反対方向へ行く人が2人。


暫くして反対方向の電車が来て見送り、駅には僕1人。


時間は時刻表通りだと来てもおかしくない。


でも来ない😱


曜日の関係で今日は無いのかと確認するも毎日運行と書いてある。


待てど暮らせど来ず、3時間…ガーン


この3時間の間に4本は運行しているはずなのに来ない😱


季節は晩秋…


人もほとんどいない未知の土地に寒さを凌ぐ所も、言葉も分からず、ただただ凍えながら電車を待つしか出来ず、辺りはすっかり日が暮れていました。


「もうダメだ」


気持ちが切れかかった時に遠くから汽笛が(*´∀`)


待つこと約3時間30分。ようやく電車が現れました。


怒りの感情よりも安堵感が強く、電車内ではガタガタ震えながらも無事シュチェチンへ戻れました。( ̄∇ ̄)