介護保険施設それぞれの役割 | ケアマネジャー(介護支援専門員)受験生の今日のあれこれ質問

ケアマネジャー(介護支援専門員)受験生の今日のあれこれ質問

ケアマネ試験を目指して勉強していらっしゃる方々から、エム・アイ・シー試験相談センターにお電話で寄せられる質問や疑問。

同じようにケアマネ試験を目指している方々の参考にしていただければ・・・と思い、ご紹介します!

みなさん、おはようございます。

 

大阪は昨日の暴風雨がウソのように

 

晴れています。

 

 

 

梅雨だから雨がふるのは仕方ないけど

 

通勤時はちょっと勘弁ですよね。

 

 

 

では、サボり癖がつかないうちに

 

はじめましょう。

 

今回は、介護保険施設の役割。

 

 

 

介護保険施設といったら、

 

①介護老人福祉施設

 

②介護老人保健施設

 

③介護医療院

 

ってことになります。

 

(介護療養型医療施設もまだありますが、

 

現行の介護保険法には存在しないので

 

割愛します。)

 

 

 

介護老人福祉施設は、

 

老人福祉法上の特別養護老人ホームです。

 

 

 

老人福祉法上は、

 

措置施設としての役割も残していますが、

 

基本的には、

 

居宅で介護を受けることが難しくなった人が、

 

入所して介護を受ける施設、

 

カンタンにいえば、こうなります。

 

 

 

次の介護老人保健施設。

 

ここは、病院と居宅との中間施設、

 

としての成り立ちがあります。

 

 

 

病気の治療が終わり、

 

退院するんだけど、

 

入院生活が長かったので、

 

足腰も弱ってしまって困ったなぁ。

 

そうだ、介護老人保健施設に入所して、

 

日常生活動作を中心とした

 

リハビリを集中的にしてから家に帰ろう、

 

こんな感じの施設になります。

 

 

 

最後の介護医療院。

 

介護療養型医療施設は

 

病院の療養病床なので、

 

生活の場としては不十分でした。

 

 

 

そこで、介護療養型医療施設の

 

担っている機能(長期療養やターミナルケア)

 

を引き継ぎつつ、生活の場としても

 

介護老人保健施設並みに整えよう、

 

ということでできた施設です。

 

 

 

長期療養やターミナルケアが目的なので、

 

介護老人福祉施設や介護老人保健施設が、

 

基本方針として在宅復帰を掲げているのに対し、

 

介護医療院は、その文言がありません。

 

 

 

介護保険施設と一口に言っても、

 

目的・役割がそれぞれ違う、

 

っていうことがおわかりいただけましたか。

 

ということで、おしまい。