訪問入浴介護 | ケアマネジャー(介護支援専門員)受験生の今日のあれこれ質問

ケアマネジャー(介護支援専門員)受験生の今日のあれこれ質問

ケアマネ試験を目指して勉強していらっしゃる方々から、エム・アイ・シー試験相談センターにお電話で寄せられる質問や疑問。

同じようにケアマネ試験を目指している方々の参考にしていただければ・・・と思い、ご紹介します!

みなさん、おはようございます。

 

今日は、クリスマスですよね。

 

最近は、10月末のハロウィンが大騒ぎなので、

 

なんか、クリスマスは昔より静かに感じますね。

 

 

 

ハロウィン→クリスマス、ときて一週間もすると、

 

神社に初詣に行くわけですねぇ。

 

日本人は自由ですよね・・・。

 

 

 

ま、この歳になると

 

クリスマスで浮かれたりしないので、

 

早速、始めましょうか。

 

 

 

今回は、訪問入浴介護です。

 

日本人は特に、ゆったり湯船につかる

 

お風呂が大好きな国民です。

 

 

 

要介護状態になった人に対して、

 

そんな大好きな入浴の機会を提供しよう、

 

そんなサービスが訪問入浴介護です。

 

 

 

訪問入浴介護の特徴は、

 

事業者が特殊浴槽を持ち込んで、

 

入浴の介助を行うことです。

 

 

 

居宅の浴槽では、入浴の介助が難しい

 

重度の要介護者の利用が圧倒的です。

 

要介護5の人がおよそ半数を占めていますから。

 

(居宅の浴槽で介助可能な人の場合は、

 

訪問介護や訪問看護でお風呂に入ります。)

 

 

 

訪問入浴介護は、医療系ではないので

 

利用するにあたって、

 

主治医の指示は必要ありませんが、

 

入浴の機会は、危険と隣り合わせです。

 

主治医との連携は、

 

キチッと取らなければいけません。

 

 

 

なので、サービスを提供するスタッフは、

 

原則として看護職員1名と介護職員2名の

 

計3名による提供となります。

 

看護職員は、主治医との連携のために

 

いるわけなんですね。

 

 

 

ちなみに、利用はごくわずかですが、

 

要支援者に対する

 

介護予防訪問入浴介護の場合は、

 

原則として看護職員1名と介護職員1名の

 

2名体制での提供となります。

 

 

 

ただ、利用者の状態が安定している等のときは、

 

主治医の意見を確認したうえで、

 

看護職員に代えて、

 

介護職員を充てることができます。

 

つまり介護職員3名による提供ですね。

 

(介護予防訪問入浴介護の場合は、

 

介護職員2名による提供ってことです。)

 

ただし、介護報酬は減算されます。

 

 

 

あと、訪問入浴介護では、

 

毎回、最初にバイタルチェックをするんですが、

 

そのときに、普段より熱が高いとか、

 

なにか体調の変化があったり、

 

あらかじめ聞いていた状態と違う、

 

なんてことがあった場合は、

 

主治医に指示を仰ぎ、本人の意向も確認して

 

部分浴や清拭に変更することもあります。

 

この場合も、介護報酬は減算されます。

 

 

 

ちなみに介護報酬、基本報酬は、

 

要介護度にかかわらず、一回当たりで

 

算定されることになっています。

 

 

 

訪問入浴介護の特徴としては、

 

こういったところでしょうか。

 

では、今回はここまで、ということで。