みっち子の映画と暮らしメモ -12ページ目
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名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。
(シネマトゥデイより)
製作国:アメリカ(2014)
監督:デイミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、ポール・ライザー 他
レイティング:指定なし
106分
お気に入り度 90%
ジャズ知らなくてもおっけー度 100%
己の筋肉を際立たせる黒Tシャツを着た教師フレッチャーは言います
控えの2人。楽器の血を拭け
そうか!セッションはバトルものなのか!
<注意>↓から結末までネタバレしてます
主役は偉大なジャズドラマーを目指し音楽学校にかようニーマン19歳
友達はいない
ドラムで成功することしか頭にない様子
性格にちょっと問題アリな登場人物の方が人間くさくて好感が持てる私から見てもニーマンは性格が悪いです。というか人に対して思いやりがない
すっげードラムうまくなりてーぞ!でアタマいっぱい、野心もいっぱい
そんな彼の部屋はガランとしてて若い男の子の部屋とは思えないくらい
マンガもフィギュアもアニメDVDもありません(それはオタク部屋じゃ・・)
かわいい彼女ができても
ドラム>>>越えられない壁>>>>彼女
フラれます
友達いない
バンドの仲間から嫌われてるっぽい
でもあまり気になりません
自分の道を突き進むのみです
ドラム叩きすぎて手から血が滲んだら冷やせばいいじゃないと氷水に手を突っ込みます
このシーンだけ観ると音楽映画だとは思えませんねw
バトルじゃ!
最初からラストのアレをやる素質は持ち合わせてましたね
そんな彼を自分の受け持つバンドに引き抜く鬼教師フレッチャー
やたらとファッキンと吠え
生徒にイスを投げつけビンタもかましてきます
ついでにドラムも投げ飛ばします(YOSHIKI!)
殺傷力の強い罵詈雑言が大得意☆フレッチャー
もうこのムキムキ黒Tフレッチャーがいる時の緊張感が恐ろしい
何事も楽しい部分がなくちゃ続けられないよ、という考え方の私には理解不能のレッスンです。観ているだけなのに“前の先生のところに戻りたいよぅ、泣”と呟いてしまうほど
ニーマンの性格も大概でしたがフレッチャーは社会性がある分よけい性質が悪い
一見すると実は良い人?という風に見えなくもないのです(音楽仲間?のお子さんやレッスン以外でのニーマンへの接し方など)
でも私はタナーの楽譜を隠した犯人はフレッチャーだと思ってます
彼は自分が望むバンドをつくる為なら平然と人を陥れるヤツだと信じています!
すったもんだあってニーマンはフレッチャーに肉弾戦を申し込み退学に。
教え子ショーンの自殺とニーマンのチクリ(匿名)でフレッチャーは学校を辞めさせられます
数か月後和やかにお茶しながら話すニーマンとフレッチャー
教師を辞めた後プロのバンドの指揮をしている事がわかります
そしてフレッチャーは語ります
自分の生徒を期待以上の領域まで引き上げたかったと
チャーリー・パーカーは失敗してシンバルを投げつけられてもくじけず翌日から練習した。本物は決して諦めないと
彼はジャズフェスで演奏する自分のバンドにニーマンを誘います
フレッチャーにYOU来ちゃいなよと言ってもらってうきうきニーマン
パパと元カノを誘います(が、当然元カノからはやんわり拒絶されます)
本番当日
スカウトも来てるよ。彼らは一度見たヤツは忘れないからね
とバンドのメンバーをご丁寧に激励
フレッチャーは口が悪いけどジャズを愛する熱い男なのだと一瞬思っちゃったよ・・・
舞台にあがるニーマンたち
演奏する曲はニーマンだけ知らない曲
ニーマンだけ楽譜すらもらえてない
罠だっ!復讐だっ!!
学校にチクったことバレてて激おこフレッチャー
ニーマンの将来潰しにきやがった、せこいよー
可哀想なニーマン
何とか合わせようとするもグダグダ
逃げるようにリング舞台から降りパパに抱きしめられるニーマン
パパは言います「帰ろう」と
しかしニーマンはリングに戻ります
フレッチャーは観客の皆さんに“次はスローな曲を”とか言ってるけど、おかまいなしで凄まじい勢いでキャラバンのリズムを叩きだすニーマン
つられる隣
どんどんキャラバンが広がっていき・・・
ニーマンがバンドを支配したのです!
観ている私もアドレナリンばんばんです
最初は苛立った様子のフレッチャーでしたが音楽にノッていき途中から楽しげな表情に
天才を生み出すことに異常に執念を燃やすフレッチャーと狂気のドラマーと化したニーマンのセッションという血わき肉躍るラスト!
あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)!ってこれバードマンだったわ
あー面白かったー!と大満足で観終わりましたが
観た後じわじわ来たのです
思い出すのです
ラスト狂気じみてる息子とフレッチャーを見つめるニーマンパパの複雑な表情を・・・
理解を超えた世界へ行ってしまった息子を見つめる瞳を
男手ひとつで育ててきたパパ
音楽学校ってきっとお高いのでしょう
プロのドラマーになりたい息子を見守りつつ「先は長いし、ちがう道もあるよ」と控え目にアドバイスしたり。ずっと寄りそってきたパパ
親戚にふるまった料理を「肉固いしwww」とバカにされても笑って許す、というか笑ってごまかしてその場を流すパパ(わかるよー、泣)
冷ややっこでも食べさしときゃいいよもう、怒
ニーマンパパはこの映画で共感できた唯一の登場人物でしたよ
レーズン入りのポップコーン一緒に食べよう
私も娘から
「長寿とか無いしwwwアタシは偉大になりたいの」とか言われたらどうしようと思ってしまいました
ニーマンみたいにガッツも才能もあったらきっと応援で・・・きる・・・・・・かな?わからんです!
おわり

