♪ずっと昔からこのまんまだよ

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ライブに行ったり映画館に行ったり、そんな日々を綴ったブログ

■お気に入りソング 沢井美空 / カラフル



◆アニメ 『冴えない彼女の育てかた』 エンディングテーマ 『カラフル』
 2015年1月28日(水)発売
◆沢井美空 2ndアルバム 『憂鬱日和。』 2015年3月25日(水)発売
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先日、尾道で映画『リライト』のロケ地巡りしてきました。
シネマ尾道で映画を観た後にロケ地巡りをするという贅沢な時間でしたが、夏の尾道の空気感が少しでも伝われば嬉しいです。
夏のロケ地巡りは厳しくヘトヘトになったので、今度は撮影抜きでゆっくり尾道で過ごしたいです。

タイムリープ物を尾道で撮るのは監督も中々勇気がいる事だったと思いますが個人的に好きな映画になったので多くの人に届いて欲しいです。
興行的に中々厳しい様子ですが、原作は法条遥さんの小説で『リビジョン』、『リアクト』、『リライブ』と続く4部作みたいなので、松居大悟監督には是非、尾道で続編をお願いします!

 

 

 

先日10年ぶりに尾道へ行って来ました。

大林宣彦監督の「さびしんぼう」や「ふたり」等に登場した福本渡船さんが3月31日に渡船事業を廃止するとの事で、その前に乗って来ました。

30年ほど前、初めて尾道へ行った時に向島にあった「ホテルおか島」に泊まるために福本渡船に乗ったのが初めてでした。

 

「他社の6割の運賃で」を信念に片道たったの60円。

ただ、この6割には色々と深い意味があったようです。

 

元々、日立造船側に桟橋があったのに戦時中に今の場所へ移らされたそうで、その為に戦後に出来た駅前渡船とは本来許可されない交差航路になってしまったとのこと。

戦後の混乱期に駅前渡船より距離が短いからという理由で強制的に6割にされたり、福本渡船にだけ石油の配給がされず手漕ぎを余儀なくされたり、そのせいで他の渡船業者にお客を取られてしまったりと苦労されたみたいです。

石油封鎖がとれてお客が戻って来ると、同一運賃にと他業者から足並みを揃えるようにと圧力を受けたようですが頑なに断ってきたようです。

6割の運賃は福本渡船さんの譲れない意地だったのです。

行政の手を借りず民間事業者として135年もの間、市民の生活の足として続いていたのは奇跡のような事だったのかもしれません。

 

公営渡船の兼吉側近くにある、季節のジャムと日々のおやつ「コサクウ」さんで開催されている「1円ポッポと海辺の暮らし展」が5月6日まで会期延長との事なので興味ある方は是非訪れてみてください。(営業日要確認)

 

尾道で撮影をして来ました。

途中雨が降ったり、強風に晒されたりと厳しい状況でしたが、最後に乗る事が出来てよかったです。

福本渡船さん135年間本当にお疲れ様でした。

 

 

 

通勤中に大林宣彦監督の訃報を知り、今日は一日仕事中も大林作品の思い出に浸っていました。
高校3年の冬休みに深夜に放送していた『はるか、ノスタルジィ』をたまたま観たのが大林作品との出会いでした。
尾道三部作に憧れ、初めて尾道を訪れた時、駅前にあったマルコシ書店でロケ地マップを貰って色々な所を回りました。
それから尾道へは何度も行きました。
商店街を歩いていたら偶然『あの、夏の日 ~とんでろ じいちゃん~』のロケに遭遇した事もありました。
ロケ地巡りでは尾道だけでなく『青春デンデケデケデケ』の観音寺、『なごり雪』の臼杵にも行ったりしました。

一番の思い出と言えば淀川長治さんの一周忌にテレビドラマとして放送され、その後劇場版も公開された『淀川長治物語・神戸篇 サイナラ』にエキストラ参加させてもらった事でしょうか。
日活調布撮影所での撮影で、憧れの大林組の現場に参加出来た事が本当に嬉しかった。
忘れ物をして一人楽屋に取りに戻った時、廊下で宮崎あおいちゃんとすれ違い、ただのエキストラの自分にも「お疲れ様です!」と声を掛けてくれたのも良い思い出です。
深夜遅くまで撮影が行われた日もありましたが憧れの大林監督の現場に居れた事がただただ幸せでした。

関西で講演会があった時は映画仲間と駆け付けて監督のお話を沢山聞かせてもらいました。
一昨年の5月にIMPホールであった講演会が自分にとって最後の機会になってしまいました。

余命3ヶ月を宣告されながらも完成させた『花筐/HANAGATAMI』、そして本来ならば昨日初日を迎えるはずだった『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』と闘病生活を続ける中も映画を撮り続けてくれました。
コロナの影響で公開が延期となり本当に残念ですが、また世の中が落ち着いた頃に公開される事を願っております。
大林監督の映画は自分の青春時代に大きな影響を与えてくれました。
今までありがとうございました。