患者を支える笑い免疫力のプロたち 「笑い療法士」の活躍! | be on day

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「笑い療法士」と呼ばれる人たちがいます。笑いによって病気の人の自己治癒力を高めたり、病気の予防を手助けするボランティアです。


「笑う門には福来る」「病は気から」。古来のことわざを引くまでもなく、内外の多くの研究により、笑うことが免疫力を高め、薬以上に治療や予防に有効なことが分かっています。ところが、余裕がない日本の医療や福祉現場では、むしろ笑いはタブー視されてきました。


こうした状況を何とか改善していこうと、「癒しの環境研究会」が、2005年に「笑い療法士」制度を発足させました。


その認定者の発表会が今月20日東京都内で開かれ、72人が新たに「笑い療法士」として認められ、05年に1期生49人が誕生して以来、総勢520人になりました。


欧米には、赤鼻を付けて病院を訪問し、患者を笑わせる道化師がいますが、「笑い療法士」は少し違います。まず、自分自身が「1日5回笑い、1日5回感動する」よう努力します。

相手に「安心・安全」「一緒にいると楽しい人」と感じてもらうことから始めて、人々の自然な笑いや生きる力を引き出します。時にはジョークやユーモアも交えます。


そのためには、個々の患者さんやタイミングに合わせて言葉や行動を選ぶ必要があり、広い知識と同時に話術も非常に重要になります。


「笑い療法士」は、医師、看護師、介護職員から一般市民、難病患者までの多数の応募者から研究会が書類選考します。その候補者を対象に、2日間の講習があり、フォローアップ研修を通じて、笑いの本質や効果、話し方などを学んで、評価された人が初めて認定されます。


日本の医療職は多忙ですが、「笑い療法士」になると患者さんに親身になり、仕事への充実感を味わうことが多くなるといいます。


笑いの医力