その化石はユタ州のホテルメサ採石場から発見されました。化石は断片的でしたが、発見者達にはその恐竜が強い脚を持っていたことを伝えるには十分だったようです。
Acta Palaeontologica Polonica誌に掲載されたその新しい種は竜脚類(Sauropod)で尾と首が長いのが特徴です。「そいつは強力なキックを他の動物にくらわせていただろう」と発見者は言います。
発見チームはその強力な脚から、Brontomerus mcintoshiと名付けました。Brontoはギリシャ語で雷、merusは腿という意味です。
興味深い事に、すばやく移動できる本来の竜脚類ならば強力な筋肉は脚の裏側にあるはずなのですが、実際には筋肉は反対側にあったため、おそらくこの恐竜は強烈なキックをかましていたのだそうです。
科学者の所持してる標本によれば、その恐竜の化石は母親のもので、大きさは14m、重さは6t程度。Brontomerusは白亜紀前期に生息していたと推測されています。
この事実は地球史での竜脚類の存在についても重要な役割を持つ可能性もあるのですが、残念なことに化石はコレクターによって略奪されていて完全な状態ではなく、損傷もあるそうです。
