米軍の機密情報、外交公電などを次々に公開し、世界の注目を集めた機密情報公開組織「ウィキリークス(WikiLeaks)」。ウィキリークスという組織とその思想について、理解の手掛かりとなるノンフィクション、解説書、当事者による書籍が続々と出版されています。
早い時期から、ウィキリークスによる事前情報提供を受けてきたドイツの週刊誌「デア・シュピーゲル(Der Spiegel)」と、イギリスの新聞「ガーディアン(The Guardian)」。
それぞれの記者が、ウィキリークスと、この人抜きではウィキリークスを語れない創設者のジュリアン・アサンジ氏に迫るノンフィクションを出版。
ウィキリークスの成り立ち、アサンジ氏の天才ぶりと奇行、世界を転々としながら活動を続ける様子、彼らが気に入って使用している技術やツールまで、詳細に書かれています。
シュピーゲル誌の記者による『全貌ウィキリークス』は、ウィキリークスの問題点を指摘しつつも、ある面ではウィキリークスやアサンジ氏に共感しながらウィキリークスを追っています。
一方、ガーディアン紙の記者による『ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争』は、ウィキリークスに近づきすぎることなく、客観的にこれまでに起きたことの詳細を描いています。