一見チョコレート風味と思しき褐色の豪華なケーキ。実はこれ、113年前に作られた世界最古のウエディングケーキなのです。作られたときは白色の、いわゆる一般的なウエディングケーキであったという。
第二次世界大戦中の爆風にも耐えぬいたこのケーキを保管していたのは、英ハンプシャー州ベイジングストークにあったパン屋さん。1964年に閉店した際、屋根裏部屋に保管されていたのを発見。博物館に寄贈されることで公になったのです。
豪華な装飾が施されたこのケーキ、なんと状態は比較的良好らしい。中段部分にあるバラの模様も、当時の姿そのままだそうです。さらに、注射器を使って内部の状態を調査したところ、驚くべきことに「しっとり状態」であったという。
博物館の管理者は「このケーキが、今から113年経っても今の状態で保存され、多くの人々に見てもらえればと思う」と語ります。
ちなみに日本にも、113年前に作られて、当時と変わらぬ姿で人々に愛されてるものがあります。それは上野公園に建つ西郷隆盛像、通称「上野の西郷さん」。
