90年代に大ブームを巻き起こした『ボキャブラ天国』シリーズ。
爆笑問題、ネプチューン、くりぃむしちゅ~(当時は海砂利水魚)、土田晃之(元U-turn)など、現在も第一線で活動する芸人たちを多く輩出した一方で、その後、あまり目立った活動のないままの芸人たちも数多く存在します。
昨年秋から爆笑問題が司会する『雑学王』では「伸び悩み芸人枠」という回答者枠を設けていて、今のところ事実上の「ボキャブラ枠」となっています。同番組の新年スペシャルでは、「雑学芸人VS伸び悩み芸人」として、デンジャラス、BOOMER、X-GUN、古坂大魔王(元・底ぬけAIR-LINE)、金谷ヒデユキらがまとめて出演し、注目を集めました。また、今年に入ってから、同様の顔ぶれでのライブイベントも定期的に開催されるようにもなっています。
雑誌記者によると「『雑学王』効果で古坂大魔王の名前が検索急上昇ワードになったりするなど、確かに注目は集めてはいるのですが、今のところはまだ、爆問の周辺での現象なのかなというところですね。ただ、これで面白いと思ったスタッフたちが声をかけるということは十分考えられますので、2011年は何組かの再ブレイクはあるかもしれないですね」と語ります。
では、そもそもなぜ今、ボキャブラ芸人なのでしょうか。バラエティー番組の構成を手がける作家はこう言います。
「ボキャブラの昔の映像を流したりすると、けっこう視聴率がよかったりするんですよ。その一方で、ネタ番組が減ってきて新しい若手が出てこなくなっている中、キャスティングに新しさを考えたときのパターンのひとつではあると思うんです。比較的小さい事務所の人が多いのも使いやすい理由のひとつにはなりますね」
他のバラエティーでもボキャブラ芸人同士の掛け合いや、つながりが出てくるようになったときが、本格的な再ブレイクの始まりかもしれませんね。