第68回ゴールデン グローブ賞授賞式。世界最大のSNS「Facebook」誕生を描いた『ソーシャル・ネットワーク』が4冠に輝いたり、女性同性愛カップルを描いた『キッズ・オールライト』が2冠に輝くなど、今年もサプライズがあった式典となりました。
しかし、全米が最も驚いたのは、司会進行役のリッキー・ジャーヴェイスの傍若無人ぶりだったそうです。
リッキー・ジャーヴェイスは、人気TVコメディー『The Office』『エキストラ』のプロデューサー兼主役を務めた、大物コメディアン。
歯に衣着せぬブラック・ジョークを得意とし、2008年にプレゼンターとしてエミー授賞式に登場した際のスピーチが好評で一気に知名度が上がったそうです。
昨年の同賞でリッキーは冒頭から「この会場にお集まり頂いたセレブの方々を見ると、昨年手がけられた素晴らしい作品を思い出しますね。美容整形外科医による作品、という意味ですよ」と始まり、「貧困にあえぐアジアの発展途上国の子どもたちにアンジェリーナ・ジョリーの写真を見せてごらんなさい。"ママ~"って言いますから」と、会場を笑いの渦に巻きました。
この放送で高視聴率を獲得し、主催者は昨年を越える無礼なネタはないだろうと踏み、今年もリッキーを司会進行役に抜擢したようです。
今年のゴールデン・グローブ賞授賞式では、「式典の時間がやってきました。今夜はお酒を浴びるほど飲んで、パーティーしまくりましょうね。まぁ、チャーリー・シーンは朝からやってることですけど」、「昨年は『トイ・ストーリー3』『怪盗グルーの月泥棒』『トロン:レガシー』など3D映画が多かったですよね。『ツーリスト』のキャラは3Dじゃなかったけど」」、「『ツーリスト』がノミネートされたのは、主催者が、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーを招きたいからだって噂されていますが、それは違います! 理由はそれだけじゃない。協会は賄賂も受け取りますから」と連発!
実は、大コケ映画と言われている『ツーリスト』と、『バーレスク』が、今回のゴールデン・グローブにノミネートされたのは、配給元のがソニー・ピクチャーズが、主催者を超豪華ラスベガス旅行に招待する形で賄賂を与えたからだ、と一部メディアで伝えられているからだそうです。
「たくさんの素晴らしい映画がノミネートされませんでしたよね」とスピーチを続け、「『Sex and the City2』が、何もノミネートされなかっただなんて! 映画ポスターを修正したスタッフたちに特殊効果の賞が贈られてもいいんじゃないでしょうかっ!」と発言。
名前は出さなかったものの、長年ささやかれているトム・クルーズとジョン・トラボルタのゲイ疑惑ゴシップを、堂々とジョークのネタとして使用。
その後もブラック・ジョークは続いたそうですが、日本にもこういう人がいたらテレビがもっと面白くなるような気がします。