グレイテスト・ショーマン観てきました
 
これがもう、自分には死にそうなほど大ヒット
 
ミュージカル映画なんだけど
マイノリティー映画なんですね
 
貧乏に生まれついた主人公バーナム少年(後に偉大なサーカスの興行師になるっていう)が
 
上流階級の少女と結婚して、その父親に認められようと名声や富を求めて
色々と振り回されるみたいな映画なんですけどね
 
そこに関わって、フリークスのサーカス団を作ったりする所は
フリークスと言うマイノリティーと、普通の人々との対立や壁が立ちふさがる
 
髭の生えた美声の女性とかのあたりは、ジェンダーマイノリティーも関わってくる
 
見世物と蔑まれたりするところは、上流階級と下流階級の対立なんかも描かれたりして
 
裕福な者、貧者の者という壁
 
全体が世の中に立ちふさがる壁の事
対立する光と影の世界
 
そういう事が映画のテーマに描かれているんだけど
 
それが自分には色々と思い当たり過ぎて
 
観ていて切なくて心に刺さる事刺さる事
 
おそらく、普通の観客とは関心の度合いが異次元で違っていたんじゃないかなと思う
 
マイノリティー側であればあるほど沁みてくる映画でした
 
なんか面白そう、ウルバリンやってたヒュージャックマン、好きなんだよね、渋くて
 
とかその程度の認識で
 
ブロ友さんがお勧めしていて、見てみようと思って
 
お勧めしてた意味がよく分かったような気がしました
 
自分的には、
 
生まれが裕福ではなくて
 
実は養子で普通の子とは多少生い立ちが違って
 
ジェンダーマイノリティーにも関係があって
 
とか、数奇な自分だな、とか思ってたところへ
 
とどめの多発性骨髄腫ってのがやって来て
 
まあただの、ガンだ
 
って思ってたらそれが、ガンハラスメントじゃないけど
 
三年近くおやつのやり取りとかしていて、気心が知れてる親しみがあると思ってた女の子のパートさんから
 
ガンなら辞めればとか、一度だけ勤務の交代をお願いしたら、休みたいだけじゃん、みたいな感じで
 
絆なんて全然なかったんだな、ガンって嫌だなあ
 
なんて傷ついてた自分には、沁みすぎる作品でした
 
 
主人公が富や名声を求めて、途中でフリークスの仲間を疎んだり
オペラの才能のある女性にほれ込んで名声を求めて間違った方向に進んだり
 
とか色々と振り回されるんですね
 
そしてどうなるか
みたいなことはネタバレなので
ずっと下に書いておきます
 
 
 
 
 
 
 
 

 
帰りにオムライス
 

 
 
デザート付き~
 
 
 

 
うむうむ
  ポイント使って千円(´ω`)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
で、ネタバレなんですが
 
と言ってもほとんど当たり前の着地点なんですが
 
富や名声を追い求めて道を誤った主人公は
 
やっぱり信頼できる家族や仲間が素晴らしい
と気が付いて戻っていくっていう話なんだけど
 
全く言ってその通り
 
世の中に疎んじられたり
 
仕事場で疎まれようと
 
家に帰れば、三十年来の信頼するパートナーが居てパートナーさえ居れば
自分は生きていける。愛こそすべて
 
みたいな事なんですよね
 
とても良い作品でした