こんにちは。


今日の父親の語録は「自分がやられて嫌なことをする。」です。

この言葉は今までと違う事に感じると思います。



以前、私は「自分がやられて嫌なことは相手にはやらない。」と言う記事を書きました。

今回の記事はそれを否定するものかと思うかも知れませんがこれは違います。

当然、普段の生活では「自分が嫌なことをされたら自分やらない。」それを心がけています。



では本日の語録は何なんでしょう?



それは私が草野球している時に感じ、教わったことです。

私が仲間と草野球のチームを作ったのは高校3年生の時でした。

当初、私はセカンドを守っていました。

打順は9番であまり期待はされていませんでした。

しかし、やはり若いのでもっと上の打順を打ちたいと思って、素振りなどしていましたがあまりヒットは打てませんでした。

15打数1安打くらいでしたね。

ただ出塁率は結構良かったのです。


それは四球が多かったからです。

何故か私が打席に入ると相手投手はコントロールを乱していました。

出塁率は多くても私は全然喜べなかったですね。


若いのもありましたが、野球というものを理解していませんでしたね。

同じ出塁でも四球より当然ヒットで出塁したほうがカッコ良いですよね。

ですから私はそれにこだわりすぎて早いカウントから難しい球に手を出してアウトになっていました。


父親に「お前は四球が多いのが武器なのに、なんであんな球に手を出してアウトになるんだ。」と言われた時がありました。

「早いカウントから打った方がヒットが出ると思ったからです。ヒットはカッコ良いけど四球はカッコ悪い。」と言いました。


その頃私はたまに投手をしていました。



そして父親に言われたのが「お前、今は投手をしているようだけど、お前が投手をしていて何を心がけているんだ?」

私「ストライクを入れる事。」

父親「なんでストライクを入れる事に心がけるんだ。」

私「四球を出さないようにするために。」

父親「なんで四球を出さないようにするんだ。」

私「四球を出すと点が入りやすい。」

父親「ヒットだと点は入りにくいのか?」

私「草野球だストライクさえ投げてれば試合になるけど四球は試合を崩す。ヒットは自分もチームも納得してくれるけど、四球は投手のミスだから。」

父親「そうだろ!わかっているじゃないか。四球は投手と守備側のチームに一番嫌なことだろ?」
「なんでお前はそれを打席でやらないんだ?相手を助けているじゃないか。」
「お前が投手として嫌な事は相手投手も嫌なんだよ。」
「それをお前はヒットの方がカッコ良いからと四球を選ばなくしていたのは相手にはラッキーだったんだ。」

と言われました。


私は「ハッ!」としました。

「そうか自分がやられて嫌な事は相手も嫌なんだ。」
「だから相手に勝つにはそこをつけば良いんだ。」


これは野球だけではないですよね。


例えば自分が商売をしていてライバルの店が自分の店より凄く丁寧な接客をしていたなら嫌ですよね。

自分がそれ以上の事をしないと駄目なんですかすら。


それが今回の「自分がやられて嫌なことをする。」です。


是非、あなたもやってみてください。


成功している方はほとんどされています。





今週も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。