末っ子、修学旅行が近づいてどうしようと不安がる毎日。

不安でもその日はすぐにやってきた。


朝から「行きたいけど行きたくない。行けない。

ママどうしよう。どうしたらいいの?。」

泣きながら訴えてくる。

どう答えたら正解なのか分からなかった。


「学校まで行ってみる?」

「少しでも不安があるならやめておこう?」

そんな言葉耳に入っていないぐらいに泣いている。

オエッと吐きそうになりながら泣いている。

私はその姿を見てもうやめようと言った。


学校に電話をしようとしたけど、本人まだ迷っているようで泣きながら玄関に行こうとしている。

(もう見ていられず私も涙をこらえる)

それならとりあえず学校に行こうと泣きながら学校に向かった。


門について他のお友達を見た瞬間

「やっぱり無理‼」とUターンして帰ってしまった。

その時もう集合時間だったので学校に欠席の連絡をした。


それでも末っ子の足がとまる。

「行きたくないけど、〇〇だけ思い出できないじゃん!どうしたらいいか分からないよ‼

パニック&号泣。

「じゃあバスに直接行こう!まだ間に合う」


そんなやりとりをしていると

「〇〇さん?」声をかけられた。

学校の支援級の先生が来てくれた。

「行こう‼」「先生何回も行っているけど良いところだよ〜」手をひいてバスまで連れて行ってくれた。

(私がこうゆう風に引っ張っていけたら良いのに、いつもかわいそうで、もう頑張らなくていいよとやめる判断をしてしまう)


バスでみんなを待っていると、不安な顔とこの状況を察してバスガイドさんが末っ子に話かけてくれた。

そこへ担任の先生が走ってやってきた。

私や旦那に電話をしていたそうで、まだ近くにいるからとその間に支援級の先生に頼んで行ってもらっていたと。

来てくれて良かった。と言ってくれた。

そんなこんなで不安な顔のままバスに乗り込んで修学旅行に出発しました。


長いので続きます。




続。

順調に?過ごしていた末っ子ですが、

ある朝『喉が痛い…』と。

次の日には喉は治ったけれど、咳がとまらない。

朝と晩は特にひどい。

咳で吐きそうになって眠れない。

熱もないし1週間様子をみたけど、全然よくならないから病院へ行った。


咳喘息などの薬を出されて落ちつきはじめた。

それでも、辛い物食べると咳がでる。

走ると咳がでる。少しの刺激で咳がでる。

そんな時に体力テストの時期が被ったりするんだよな。


何日も学校を休んでしまったから

『たくさん休んぢゃったから行きたくない。』とはじまった。

想定内ではあるものの、これが続いて前のように戻るのか?それとも行けるのか?は分からない。


体育等の運動は見学にして様子をみるように伝えた。

帰宅したらなんと

「体育はやっちゃった!自分でできそうだなって思って判断してやっちゃった。」と。


あぁそうか。

もうしっかり自分で決められるんだ。

もしかしたらもうずっと前から自分で決められたのかも。

私が過保護にしてきたから、前に進めなかったのかも?と思った。

末っ子は末っ子のままだけど確実に成長している。




末っ子、6年生。

小学校生活最後の1年間だ。

早いな。


先生達からはよく最高学年なんて言われてしまうけれど、(責任感も大事です)末っ子はこうゆうのが苦手です。

最高学年だから〇〇〜最高学年だから〇〇〜と言われてしまうと、そうしなければいけないと追い詰められます。


最初はその通り、行きたくない。やりたくない。

1年生の面倒なんてみれない!と。

(そうだよね。自分が学校に行くだけで精一杯で余裕がないよね。)


門まで送ってなんとか行ける日々。

教室に行くまでが特に苦手な末っ子を理解し、

ある日から親友が下駄箱で待っててくれる事になった。

(ここまで理解できるかな?と思うぐらい中身が大人っぽい子で、いつも過剰に優しくするのではなく、何かあった時にさりげなく支えてくれる子なのです。この子と出会えた事に本当に感謝。)

友達の力ってすごい。


それから、あんなに苦手な給食(つまったらどうしよう)も体育(運動の後咳とまらなかったらどうしよう)も音楽(みんなの前で歌うの緊張で気持ち悪い)も乗り越えて朝から1日学校に行けるようになった‼‼‼


学校で頑張っているから、ものすごく疲れて帰ってくるけれど。。


さらには「最近1年生の掃除の手伝いしに行くんだけど、1年生小さくてかわいいんだよね〜」って発言。


たった数日でこんなに変わる?


末っ子、なんでも自分の印象からマイナスに入るところあるから、行ってみないと分からないよ。やってみないと分からないよ。と助言はする。

でも決めるのは末っ子。


このまま順調に通えるのか。

続く。