肺炎になり、一時旅立ちかけたお父さん。
ICUに入ってたんだけどね、一般病棟に戻りました。
この経過、私たち姉妹はとても勉強になりました。
圧迫骨折して9月に入院して、
11月半ばにやっと手術受けて、
経過良かったと思ったのに、
1月にコロナ感染。
2月頭にリハビリ病院に転院決まったのに、
そっから肺炎になって、、、
久しぶりに会ったお父さんは、1/3くらいの大きさになっていた。
(大袈裟に聞こえるかもだけど、ほんとそんな印象なの。)
顔や末端は浮腫んでるから前より大きいの。
何がどうなってこんな状態になったのだか。。。
入院する前の日まで、階段を自分で昇り降りできてたのに。
1週間で下半身の感覚が無くなり、おむつ生活になった。
サクッと手術して、リハビリして帰宅する予定だったのに。
こんなことなら、手術受ける直前まで自宅で看ていれば良かったのか、、、
そういうわけにもいかないのよね。
コロナのこともあり、今の病院って面会できないじゃない?
どんどん認知も進むわよ。。。
血圧上が40切ってしまい、呼吸も何度か止まったお父さん。
夜の10時半過ぎに病院から電話が入った。
気管挿管して、人工呼吸器に繋げますか?
一刻を争う状態ですので、今すぐお答えくださいと。
急に言われても訳わかんないわー。
飲んでるとこだったし、パニック状態。
妹に電話して相談する時間だけもらい、電話をかけ直したら、とりあえずすぐに来てくださいとのこと。
今のところ落ち着いているのでって事で、いろいろ説明を受けた。
お父さん、延命治療はしたくないと言っていたので、今からやる事がそれに該当するのかどうか聞いてみた。
治療をする為に必要な事です。
緑膿菌が全身に回っているので、その治療する事により、50%助かると言われて、
気管挿管することにした。
ここで断ったら、私たちがお父さんの生死を決める事になってしまう。
妹にのメンタル的な事も考え、処置をするとこにし、その後お父さん自身がどうするか決めるでしょってことで。。。
結果、生きた。
でも、経鼻の状態。
意識はあるが、ほとんど寝たきり。
ICUにいる間は毎日5分面会が出来たから、嬉しかった。
でも、お父さんは一般病棟に戻ったので今は会えない。。。
胃ろうは絶対しないとお父さんは言っていたが、経鼻ってどうなんだろうか。
一時的なものなのかもだけど、延命治療にしか思えない。
誰にも会えず、寝たきりで、鼻から栄養を入れられているお父さんを思うとかなり辛くて。。。
私たちは、お父さんの死ぬ権利を奪ってしまったのではないかと思ったりもする。
本当に難しい。
今回の事で勉強になったのは、
もし私がそのような状態になったら、
このまま旅立たせてほしいってこと。
そして、検体に差し出してほしいということ。
角膜移植に、臓器移植。
使えるものはどうぞ使ってください。
今回の事で、私の今後の身の振り方を子ども達に伝える事ができた。
お父さんに感謝です。
身をもって教えてくれて
ありがとう。