そう。
今まさに鼠径ヘルニアのオペ待ちなのだ。
入院中、私が発注出来ないと困るからと、やっと発注の仕事をさせてくれた。
遅いわ。。。
結局何でも自分でやってしまうので、9ヶ月間一度たりとも電話発注させてもらえず状態だった。
私はただの運び屋として雇われている。
もしくは、納期を早めて貰いたい加工品の催促電話を、少しエロい声でかけさせられるくらいだ。
「ん〜、、、困ったなぁ……。」みたいな。
サイテーだなお父さん。
でも、これで上手くいくのだから仕方がない。
あとは、身の回りのお世話をするヘルパーさんだな。。。
どちらかというと、仕事はヒマなので、こっちのが主って感じだ。
なぜかリビングにある電話は使用せず、仕事場の電話から注文をする。
なんと、、、黒電話だった（笑）
こ、こ、これまだ使えるの⁇
マジ？？？
オブジェかと思ったわ（笑）
受話器めっちゃ重いんですけどぉ…笑笑
ダイアル9を回した時の時間の流れが情緒的で、一瞬宇宙と繋がる余白を感じとれた。。。
ほんのちょっとだけ、幽体離脱しかけたかもしれない。
本題に戻る。
半世紀生きてきた娘の私にお父さんは、、、
◯◯商店です。◯◯商店です。
いつもお世話になっております！
いつもお世話になっております！
鈴木奈々みたく全て2回ずつ、
私の横に張り付き、ささやき続けてくる。
もちろん相手に全部丸聞こえの音量ね。。。
あぁ。
佐々木という姓じゃなくて良かったと思った。
絶対、「ささやき商店」とディスられるから。
お父さんの入院中、どうか注文がいっぱい来ますよぉに！