お義母さんのこと。 | 未亡人ですから。

未亡人ですから。

2011年3月半ばに突然の未亡人に・・・。
未亡人にしかかけない笑いあり、涙ありの
ブログを配信しますので、
どうぞごひいきに~。

大ちゃん(主人)のお義母さんは、どちらかというと

ちょっと苦手なタイプ・・・。


所詮、姑と嫁であり、いつまでも分かり合えない

だろうなってとこはある・・・。


私が思うってことはお義母さんも、もちろんそう

思っているだろうな~とも思う。

というより、感じる。。。


でも、大ちゃんの死により、何かが変わった。


大ちゃんを思うとき、なぜか必ずお義母さんが

セットになってしまう。


そして、涙が止まらなくなる。。。


辛すぎる。


20年間会うたびに聞かされ続けた

大ちゃんの小さい頃の話。


お義母さんは東北の語り部になればいいのに

と思うくらい、一字一句もらさず順序立てて話す

大ちゃんの話。。。


今となっては、なんだか理解できてしまうのです。


お義母さんはこうなる事がわかっていたんじゃないかって。


今のお義母さんは逆にあの頃の話を全くしなくなって

しまった。。。


きっと話たら、涙がこぼれて止まらなくなっちゃうからだろう。

お義母さんは、人前で涙を見せるのはみっともないと

思っているから・・・。


だから、大ちゃんが元気な頃に沢山たくさ~ん私に

幼少の頃の大ちゃんの話をしたのだろう・・・。


おばあちゃんが遊びに来たときに、帰って行くのがイヤで

こっそり靴を隠した話とか・・・。


幼稚園がイヤでフェンスを乗り越えて、雨が降る中

一人で靴もはかずに歩いておうちに帰ろうとしていた

話とか・・・。


お兄ちゃんがいじわるをして、トイレのドアのところに

サンキチ怪獣の絵をぶら下げたから、怖くてトイレに

行けなくなった話とか・・・。


お義母さんが話してくれた大ちゃんの話、ちゃんと

覚えてるからね☆


いっぱい聞かせてくれてありがとう。




去年の秋に小学校の学芸会へお義母さんと大ちゃん

二人だけで、歩いて行ったのがすごくいい思い出。


四季桜が咲くあの門をくぐる時、

きっと、二人とも心のどこかで、あの頃の母子に

なっていたんだろうな。


大ちゃんが居なくなってから、お義母さんのことが

苦手じゃなくなっても、遅いんだけどね・・・。


大ちゃんが残してくれた子どもたちと一緒に

お義父さん、お義母さんのところに遊びに行く

ことくらいしか出来ないけれど、、、。


仲良く過ごしているから、心配しないでね☆





今日もありがとう。          ち~ん。