ESPN F1トピックスより速報 ・・・可夢偉選手、P2でフロントローゲットしました!!


決勝は日本時間明日9/2(日) 21時からですフラッグ


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F1カレンダーでも一ニを争う人気を誇るスパ・フランコルシャン・サーキットにて2012年後半戦の火蓋が切られ、9月1日(土)日本時間21時からFIA F1世界選手権第12戦ベルギーGP予選が行われた。

雨で各チームの作業がはかどらなかった初日の金曜日には、前半のセッションで2分11秒389をマークした小林可夢偉(ザウバー)が最速タイムを記録。10名しかタイムを残さなかった後半のセッションではマルシャのシャルル・ピックが2分49秒354でトップとなった。


2日目には天候が回復し、慌ただしく作業が行われた土曜フリー走行でポイントリーダーのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分48秒542のトップタイムをマークしている。2番手はキミ・ライコネン(ロータス)で、ザウバーのセルジオ・ペレスと可夢偉がそれに続いた。

タイヤに厳しいこのサーキットで使用されるドライタイヤはピレリのミディアムコンパウンド(オプション)とハードコンパウンド(プライム)の2種類。


予選を前にレッドブルのマーク・ウェバーがギアボックス交換による5グリッド降格ペナルティを科されることが決定している。また、土曜フリー走行でギアボックストラブルが発生したメルセデスのニコ・ロズベルグも予定外のギアボックス交換を強いられ、同様のペナルティを科されることになる。

予選スタート時の天候は晴れ、気温16度、路面温度28度のドライコンディション。20分で争われるQ1が始まると、マルシャのシャルル・ピックが先陣を切ってコースへと出ていった。

まずはフォース・インディアのポール・ディ・レスタが1分50秒033でトップに立つも、ミディアムを使用して最初に1分50秒台の壁を突破したペレスがそれを上回る。上位勢はやや遅れてコースに入り、アロンソとルイス・ハミルトン(マクラーレン)がペレスのトップタイムを塗り替えた。

ライバルたちのタイム計測がひと通り終わったところでガレージを後にしたのはキミ・ライコネン(ロータス)とレッドブルの2台。このタイミングでトップは1分49秒250を記録したマクラーレンのジェンソン・バトンに変わっている。


全員のタイムが出た時点でバトン、アロンソ、ライコネン、ハミルトン、ペレスがトップ5に並んだ。

セッション終了までにミディアムに履き替えたウィリアムズのパストール・マルドナドが最速タイムを更新。予選トップ10常連のロズベルグだが、予選前のフリー走行でほとんど作業することができなかった影響かノックアウトゾーンでQ1を終えている。

18番手ロズベルグと共にここで予選を終えたのは19番手ヘイキ・コバライネン以下、ヴィタリー・ペトロフ(共にケータハム)、ティモ・グロック(マルシャ)、ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、ピック、ナレイン・カーティケヤン(HRT)という面々だった。


マルドナドのQ1トップタイムは1分48秒993。そのマルドナドとQ1で3番手のニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)が他車への妨害で審議対象となっている。


15分のQ2ではペレスが最初にコースイン。大急ぎでリアの調整作業を行なっているバトンとウィリアムズのブルーノ・セナ以外の15名が走行を開始し、残る2人も程なくしてガレージを離れた。

1分48秒414で暫定トップに立ったライコネンがピットに戻った後、全セクターで最速タイムを刻んだバトンが1分47秒台をたたき出してタイムシートの頂点に浮上。ブルーノはプーオンでミスを犯し、タイムアタックには入らなかった。

全員がミディアムタイヤでタイムを残したところで、トップ5はバトン、ライコネン、ハミルトン、アロンソ、ウェバーというオーダー。Q2終盤には上位2名を除く全員が再度のタイムアタックへと向かう。

15名が懸命にプッシュする中でチェッカーフラッグが振られ、あとは最後のタイムアタックの結果を待つばかりに。ペレスがトップのバトンと同じく1分47秒台に入れて2番手に飛び込み、ウェバーが4番手に入る。そのチームメイトとは対照的に、ベッテルは11番手でQ3行きの切符を逃した。

Q3への関門を突破したのはバトン、ペレス、ライコネン、ウェバー、ハミルトン、可夢偉、アロンソ、ロマン・グロージャン(ロータス)、ディ・レスタ、マルドナドの10名。バトンが残したQ2最速タイムは1分47秒654だった。


11番手ベッテル以下、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、ミハエル・シューマッハ(メルセデス)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ジャン-エリック・ベルヌ、ダニエル・リカルド(共にトロ・ロッソ)、ブルーノがここでノックアウトされている。


10分でポールポジションを決するQ3がスタートすると、ディ・レスタが真っ先にコースへと入る。順次ピットを離れる他のドライバーたちを尻目に、ウェバーとアロンソ、そしてザウバー勢はガレージを動かなかった。

一方、コースに入ったメンバーの中でもタイムアタックを実行したのはバトンとライコネンの2人だけ。2人のタイムはそれぞれ1分47秒686と1分48秒205だった。

残り時間が3分を切ったところで10名全員が観客の前に姿を現す。まだアロンソやハミルトンを含む数名のラストアタックが残っている時点で、可夢偉が2番手にジャンプアップ! 並み居る強豪たちのタイムアタックが終わっても可夢偉のタイムは破られず、バトンと共に可夢偉がスパのフロントローを獲得した。

今季初のポールポジションを決めたバトンのタイムは1分47秒573だった。3番手からはマルドナド、ライコネン、ペレス、アロンソ、ウェバー、ハミルトン、グロージャン、ディ・レスタのトップ10となっている。


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