FIA側より以下のような通知が出ているようです。
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FIAは今週末にベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャン・サーキットのオー・ルージュでDRS(ドラッグ・リダクション・システム/可変リアウイング)の使用を禁止すると発表した。
時速290km前後で通過する高速区間のオー・ルージュはF1マシンが全開で駆け抜けるセクションだが、報道によると、FIAはドライバーたちがより速さを出そうとDRSを用いてグリップ不足に陥ることを懸念しているという。
もうひとつ、DRSを起動していることに気付かずにコーナーに進入し、結果としてハンドリングのバランスを欠くケースがあったことも不安要素のようだ。FIAは22日(月)、各チーム宛にオー・ルージュでのDRS使用禁止を文書で通達している。
フリー走行と予選はリアのダウンフォースを減らしてトップスピードを増加させられるようにコースのどの部分でもDRSを起動することができる一方で、レースは測定ポイントで前車の1秒以内につけていた場合に限り、予め設定された、いわゆる"DRSゾーン"で同システムの使用が認められる。DRSはもともとレース中のオーバーテイク増加を目的に導入された装置にもかかわらず、今では一発の速さがカギとなる予選での重要性が高まっている。
現在は禁止されているものの、DRSと似たような効果を生んだFダクトが搭載されていた昨年は、数名のドライバーがステアリングホイールから片手を離した状態で起動する同装置をオー・ルージュで使用していた。しかしながら、今年のモナコGPのトンネル区間と同様に、FIAは事故のリスクを軽減するためオー・ルージュでのDRS使用禁止の判断を下している。
ロータスのレースドライバーであるヘイキ・コバライネンはダウンフォースが最大になろうと、それでもオー・ルージュはスリリングなコーナーだと語った。
「もちろん、オー・ルージュのことは皆が話しているだろうけど、全開区間でありながら実際のところ今はそれほど難しいところじゃない。それでもかなりのスリルがある。時速300kmのコーナーはかなり速いから、スナップアウトせずに良いスピードを築いていくためにはホイールをかなりしっかり握らないといけない。コーナーではマシンが底を打つことによって相当の圧迫感がある。その後は上り坂。本当にエキサイティングだ!」
決勝レースでは、オー・ルージュの後に控えるラディオン出口から、高速のケメルストレートを通過してレ・コームシケインまでがDRSゾーンに設定されている。
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