柔らかいタイヤですと、FERRARIはそこそこの走行を魅せることが出来るようです。
Monaco仕様でかなり大き目のフロント・ウイングが導入されていましたが、途中のマッサの走行シーンを見ていますと・・・それでもFERRARI F150th ITALIAというマシン、空力的ダウン・フォースも足りていないし俗に言う”メカニカル・グリップ”、要はサスペンション廻りが上手く機能していないことが予想されます。
そういった危惧も想定に入れると、今週末もRedBullとマクラーレンの一騎打ちになるのではないかというのが、私の予想です。
本日一日間を置いて、土曜に最後のフリー走行と公式予選があります。
ESPN F1トピックス より・・・
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F1サーキットへと姿を変えたモンテカルロの美しい港町を舞台に2011年FIA F1世界選手権第6戦モナコGPが開幕し、26日(木)日本時間21時から木曜フリー走行2回目が実施された。
初日前半のセッションではポイントリーダーのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分16秒619のトップタイムをマークしたものの、チームメイトで昨年のモナコGP覇者であるマーク・ウェバーはノータイムと、やや気がかりなスタートとなっている。
フェラーリのフェルナンド・アロンソがベッテルと同じく1分16秒台で2番手に入り、以下ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン(共にマクラーレン)といった面々が1分17秒台で続いた。
セッションスタート時の天候は晴れ、気温25度、路面温度は44度を計測。ピットレーンオープンと同時に各車がコースへと向かい、早速タイム計測が始まった。現地午前のフリー走行でほとんど走ることのできなかったウェバーもライバルたちと共にガレージを後にしている。
そのウェバーが3番手タイムを記録した後、マッサやロズベルグらがトップタイムを更新し、1分16秒台前半に突入したアロンソがそれらのタイムを塗り替えた状態で90分のセッションは最初の30分を終えた。タイムシート後方ではフォース・インディアのポール・ディ・レスタがコース上でマシンを止めている。この時までに23台のマシンがタイムを残したものの、HRTのビタントニオ・リウッツィだけが一度もコースに現れていない。
中盤にはトップチームのほとんどがピットへと引き上げる一方で、プログラムを継続するザウバー陣営が今季初の登場となるスーパーソフトコンパウンドを投入。セッション前半が終了した頃にはポイントリーダーのベッテルも、側面のロゴが赤でペイントされた同コンパウンドに履き替え、1分15秒台をたたき出す。同じくオプションタイヤに交換して再度コースインしたマッサが2番手タイムを記録した。
続いてスーパーソフトを装着したのはアロンソで、ベッテルに0.5秒の差をつけてタイムシートの最上部へと浮上。他のライバルたちもタイヤを切り替え、続々と自己ベストを更新していく。
アロンソ、ロズベルグ、バトン、ベッテル、マッサがトップ5に並んだ状態でセッションは最後の30分へ。リウッツィはこの時点でも走行準備が整っていない様子だ。
初日の走行時間も残りわずかとなり、トップチームを含む各陣営が積極的に走り込む。これまでとは違ったタイヤの組み合わせを使う週末に復調への期待をかけるフェラーリとアロンソのタイムは破られないままだが、ハミルトンが0.1秒差の2番手へ飛び込んだ。アロンソから6番手にいる僚友マッサまでが1分15秒台を記録している。
ラスト10分にはほとんどのマシンがコースに現れたものの、やはりリウッツィの姿はない。アロンソがプライムタイヤに戻している以外は、多くのマシンがオプションタイヤでのロングランに取り組んだ。
暫定トップタイムをキープするアロンソは最後に再びソフト側に履き替えてコースへ戻る。セッション終了直前にはロータスのヘイキ・コバライネンがコースオフを喫し、ルノーのヴィタリー・ペトロフがバリアに接触してフロントウイングを失うなどのアクシデントが連発したものの、一時的にイエローフラッグが振られるにとどまっている。
最終的にこのセッションでトップに立ったのは1分15秒123を記録したアロンソ。2番手からハミルトン、ロズベルグ、バトン、ベッテル、マッサ、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、ウェバー、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ニック・ハイドフェルドがトップ10に名を連ねた。
フリー走行1回目にクラッシュを喫したリウッツィはマシンの修復作業が間に合わず、結局ノータイムでこのセッションを終えた。ザウバーの小林可夢偉は16番手で初日を締めくくっている。
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