・・・について、RedBullRacingのエイドリアン・ニューイがコメント をしています。
空力性能の向上も狙った、今までなかなかお目にかかれなかったシステムです。
予想ですが、サイド・ポッド付近を流れる空気を、排気の流れも利用して改善したかったのだと・・・勝手に思っております。
出来る限りフロアー下に”空気溜まり”を作らないようにして”リフト”を抑制できれば、ダウン・フォースがより活きてくるでしょうから。
排気管は排気ガスを大気に放出するための大事な部品ですが、シリンダーから出た管を集合させるまでの長さ、集合させる方法、またその管の太さや形状が、エンジン特性を大きく変える部分となりますので、見方を変えればとてもデリケートな部品であるともいえます。
市販エンジンでも、マフラー交換するよりも”エキゾースト・マニホールド”変えてやった方が、より大きいフィーリングの変化を感じ取れますよ!
製品化するメーカーの意図が凄く良く感じられる部品です。
ESPN F1トピックス より・・・
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エイドリアン・ニューイにはルノー独特の前方排気エキゾーストシステムをコピーするつもりはないようだ。
「冬の間、ルノーがそうした方法を選ぶといううわさは聞いていた」とその実力を高く評価されるレッドブルのデザイナーは『Auto Bild Motor Sport(アウト・ビルド・モートアシュポルト)』に語った。
「だがわれわれはその方向性で開発するための時間を割かなかった」と彼は明かした。「自分たちのシステムに集中したかったんだよ。それで行けると分かっていたからね」
事実、フェラーリ、マクラーレン、ザウバーとウィリアムズを含むライバルチームは皆レッドブルのソリューションを模倣し始めている。
それでもルノーのチームオーナー、ジェラルド・ロペスは革新的なR31で今シーズンのレース優勝も可能と自信を示す。
「恒常的に表彰台に上がるという第一の目標は達成された。もう一つの方ははるか先にいるレッドブル次第だ」と彼は『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』に述べた。
「例えばモナコやハンガロリンクのような特定のサーキットならば、勝利を狙えるかもしれない」とロペスは付け加えている。
彼はテクニカルディレクターのジェームス・アリソンとチーム代表のエリック・ブーリエに対し、昨年5月の段階で2011年に向けて革新的な方法を探るよう指示していたと明かした。
「現在の序列を変えるにはそれしか方法がないと考えたんだ」とロペスは付け加えた。
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