ESPN F1トピックス から・・・


雨というか・・・熱帯特有のスコール台風に見舞われていないこの週末


決勝の今日はどうなるんでしょうはてなマークあせる


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マレーシアGPの公式予選を制してポールポジションを獲得したのは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)だった。前戦オーストラリアGPに続き、開幕から2戦連続だ。しかし、ポールを争うQ3はレッドブルとマクラーレンの激しいバトルになった。

予選でトップ10に進んだのはレッドブル、マクラーレン、フェラーリ、ルノーの4チーム8台と、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、そして小林可夢偉(ザウバー)だ。可夢偉は開幕から2戦連続でのQ3進出を果たし、レースでのポイント獲得を期待したい。レースでは天候変化もあると予報されており、混乱の展開が待ち受けているかも・・・?


予選を終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。


【レッドブル】


セバスチャン・ベッテル

土曜フリー走行:5番手
予選:ポールポジション

「今日の予選までチャレンジングな週末になっているよ。マシンには満足しているけど、真の意味でのリズムをつかむことはできなかった。昨日も望んでいたほどにはスムーズじゃなかったけど、僕らはマシンのスピードを知っているから、重要なのはそれをキープすることだった。予選ではすべてがうまく機能したんだ。終盤にはマクラーレン勢と接近した争いになったけど、ポールを獲れたのはうれしいね。チームスタッフたち、特にKERS(運動エネルギー回生システム)の作業をしてくれた人たちを大いに称えたい。彼らはオーストラリアGP以降、たくさん仕事をしてくれたんだ。KERSを今日使えなかったとしたら、僕もマークもこの位置を獲得することはできなかっただろうから、彼らに感謝したいし、この結果は彼らを報いるものさ。レース中にスタッフたちが控えるガレージはすごく暑くなるだろうし、湿度も高い。明日のレースの前に、今晩はしっかり眠れるだろう」


マーク・ウェバー

土曜フリー走行:2番手
予選:3番手

「すごく接近した戦いになるって分かっていたんだ。誰もがQ3でオプションタイヤを履き、最初のフライングラップが終わったところでいいペースだった。僕らにとってはかなり真っ当な状況になったよ。とにかく、できる限り速いペースで走るだけだったんだ。このタイトな状況をコントロールすることなんて僕らにはできないし、とにかくベストを尽くすだけだった。メルボルンと比べると僕のパフォーマンスは優れていたし、明日が楽しみだよ。路面がきれいな側のグリッドからスタートできるし、興味深いレースになるさ。たくさんピットストップが行われるだろうね」



クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「素晴らしいチームのパフォーマンスだった。魅惑的な予選で1番グリッドと3番グリッドを獲得して週末の素晴らしいスタートを決めたが、今日はマクラーレン勢との本当にタイトな戦いになった。最後のアタックは凄まじいほどのプレッシャーだっただろうが、セバスチャンはポール獲得に十分な走りを見せたよ。マークもタイムを改善させ、チームとしてP1とP3に輝き、明日に向けていい準備ができた」


【マクラーレン】



ルイス・ハミルトン

土曜フリー走行:1番手
予選:2番手

「ほとんど完ぺきなラップだったよ――ターン14で0.15秒ロスしてしまった――だから予想よりトップとの差は小さい。ポジティブなことだよ。フロントローに並べてすごくハッピーさ。できればメルボルンよりスタートがうまくいってほしい。そうすればもっと戦えるし、1コーナーや最初の数ラップでセバスチャン(ベッテル)と争うチャンスがあるかもしれない。明日は3ストップのレースになりそうだ。この2日間はドライで来ているから、明日もドライならいいな。雨だとしてもフロントローは有利だし、もっと前に進む機会を与えてくれる。開発バトルでレッドブルを抜ける確信があるんだ――あとはその時期だけだ。毎レース新しいコンポーネントを持ち込んでプッシュし続けなければいけない。僕らなら、このクルマを限界までプッシュできる」


ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:3番手
予選:4番手

Q2がQ3だったら良かったのに、悔しいな! Q3はややオーバーステア気味だったけど、そのセットアップの方向性を選んだのは僕なんだ。バランスは良かったんだけど、最終セクターでタイヤを傷めてしまって、4番手という結果さ。明日は面白い戦いになりそうだよ――僕らは多くの人々が予想したよりもレッドブルに近いし、逆に後ろの人たちにはマージンがある。明日はこの4人でいいバトルがしたい。メルボルンでの僕らのスタートはあまり良くなかった。今回はもっと良くなることを願うよ。僕らにはすごくいいKERSハイブリッドシステムがあるから、それを役立ててターン1でアタックしたいね。明日、楽しみにしているよ――天気はこの2日持った。ドライレースになれば、確実にレッドブルに対抗できるはずだ


マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「ドライバーたちは2人とも非常に良い走りをしてくれた。ルイスは0.1秒の僅差で2番手、ジェンソンもごくわずかな差で4番手だ。ここでの自分たちのペースには勇気づけられている――だが決してマジックではない。F1は厳しい作業の連続で成り立っている。今日のパフォーマンス改善を達成するために必死で努力してくれた本部ウォーキングのみんなに感謝したい。明日のレースペースは真剣に勝利にチャレンジできるものになると考えており、それを目指して進む。だが厳しい争いになるのは間違いないだろう。レース開始は午後4時で、雨の可能性は十分ある。今週に入ってからその時刻に何度か大雨が来ているからね。だがボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとしては降らないことを願う。通常のドライレースならば、ペースを発揮できるからだ」



 【フェラーリ】


フェルナンド・アロンソ

土曜フリー走行:6番手
予選:5番手

「僕らはオーストラリアGPで十分な速さを持っていなかったけど、ここマレーシアでも同様だ。少なくとも、ポールポジションを争うのに十分ではないね。ここまでの2戦を見ている限り、冬季の作業で僕らよりもいい仕事をしたチームが2つあることがわかる。僕らもパフォーマンスの面で成果を残さなきゃいけないのは隠しようもない事実だ。いくらかの質の面で前進する必要があるし、ポジションを上げるために開発においてアグレッシブに攻めなきゃいけないだろう。それと同時に冷静さを保って集中しなければならないし、さまざまな方法を探りながらもできる限りのポイントは獲得しなければ。チャンピオンシップはすごく長いし、昨シーズンは1つのレースで大きく結果が変わるという状況だった。だから、明日のレースでは特に雨によって何が起きるかわからないし、5番手からのスタートはポジティブな結果だと感じている。昨晩と今日午前のフリー走行ではマシンのセットアップを改善することができたから、昨日よりも快適に感じたよ。レースで路面がきれいな側からスタートできるのも、悪いことじゃない。レースの予想をするのは難しいね。昨日はタイヤのデグラデーションが大きかったわけだから、3、4回のピットストップが行われると想像している。メルボルンの日曜日にはマクラーレンに近いレースペースを維持できたし、ウェバー(レッドブル)と戦うこともできた。でもオーストラリアGPの予選では、今週末よりも接近していたね」


フェリペ・マッサ

土曜フリー走行:8番手
予選:7番手

「間違いなく楽な予選ではなかったよ。トップ4のタイムを見ればなおさらそうだ。僕らはトップ4以外とバトルしたけど、明日は守備的なレースをすることになるだろう。戦略の観点から言えば、ドライだったら3、4回のピットストップが行われそうだ。雨が降ったらどんなことも起こりえるし、どんな事態にも備えておかなきゃいけない。今日の予選で可能だった最高成績は5番手だ。僕はそれを達成できなかったけど、それは完ぺきなラップを刻めなかったからさ。でも、少なくとも路面がきれいな側からスタートすることはできる。僕らには空力的なダウンフォースが足りないって理解しているよ。その部分の作業をしているけど、いくらか成果を残して初めて先頭争いができるんじゃないかな」


ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

現時点では、われわれにポールポジションを争う能力はない。われわれよりも速いチームが2つあるからだ。よって、われわれの目標は明日のレースのスターティンググリッドで彼らに次ぐ位置を手にすることであり、それを達成できた。ポールタイムから1秒遅れていることには満足できないが、サッカーに例えるならば、われわれはディフェンシブに戦う必要がある状況だ。明日の天気予報によると、天候変化があるコンディションになりそうだが、そうなればミックスされたレースになるだろう。さらに、マシンにとってもドライバーにとっても非常にタフなレースになるはずだ。戦略や信頼性、チームとドライバーの作業面ですべてをうまくまとめることができれば、いい成績を残すことも可能になる」


【メルセデスGP】


ミハエル・シューマッハ

土曜フリー走行:10番手
予選:11番手

「今日は可変リアウイングに少し問題があり、残念ながらQ2の最後のアタックで妥協を強いられてしまった。マシンをドライブするのが難しくなっていったから、序盤では本当にしっかり機能していただけに、すごく残念だ。可変リアウイングを使うとパフォーマンスは大きく改善されるからもちろん使いたかったけど、前進することができたと言えるわけだからチームのハードワークに感謝したい。明日のレースではどんなことも起こりえると考えているから、集中していかなければ」


ニコ・ロズベルグ

土曜フリー走行:11番手
予選:9番手

「このサーキットでチームはいい成果を残し、今日はQ2で素晴らしいマシンバランスを得られた。残念ながらリアウイングの問題もあってQ3ではその感触を失ってしまった。マシンのパフォーマンスを最大限に発揮することができなかったのは不満だ。マシンは今シーズンここまでの戦いでは最も優れていたけど、現時点でより高いパフォーマンスを発揮できないことの理由はわからない。今日の問題を分析する必要があるし、明日のレースで改善するために何が助けになるか考えないといけない」


ロス・ブラウン(チーム代表)

「今日は難しい予選セッションになってしまった。マシンの安定性に苦労しており、ニコとミハエルに対してポテンシャルを発揮する最高のチャンスを与えられなかったのだ。マシンがしっかり機能することやペースがあることは証明できているが、完全に機能しない状況が多すぎる。われわれは望む位置につけられていないが、よりコンペティティブな位置に達するためにハードワークを継続することになる。明日は挑戦的なレースになるだろうが、天候などがチャンスを作ることもある」


ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ社長)

「9番手と11番手ということで5列目と6列目を獲得したが、これはわれわれが狙っていた結果ではない。チームは今週末にマシンをセットアップするためにハードワークを重ねてきたが、まだやるべき仕事があるのは明確だ。ニコがQ2で刻んだタイムはQ3のタイムよりも0.4秒速かったが、これはリアウイングの不安定さによるものであり、マシンにはもっとポテンシャルがあったということだろう。われわれのKERS(運動エネルギー回生システム)はメルボルンのレースとフリー走行で問題が発生したが、ここまでのところはうまく機能して信頼性もある。チームの全員がパッケージを改善して次のステップに進むことにモチベーションを感じているのだ。このタスクは挑戦的だが、成功することができると自信を持っている」


【ルノー】

ニック・ハイドフェルド

土曜フリー走行:4番手
予選:6番手

「この結果は達成可能な最高成績だと思うから、すごく満足しているよ。特に、金曜日はあまり走行することができなくて、マシンセットアップの時間も多くなかったからね。今日の予選ではどんどん速くなっていったんだけど、Q1は楽に行けたんだ。Q2に入ってから少し限界近くまでプッシュするようになって部分的にタイムロスもあったんだけど、Q3では第2セクターで輝かしいタイムを残すことができて、いいラップになった。もちろんオーストラリアGPと比べれば、今日のトラフィックは満足できるレベルさ」


ヴィタリー・ペトロフ

土曜フリー走行:7番手
予選:8番手

「今日はトップ10に入ることができたけど、昨日の走行時間を考えればいい結果だろうね。最後のフリー走行でセットアップ改善に一生懸命取り組んだし、マシンにはすごくいい感触を得ていたんだ。レースではどんなことも起こるだろうけど、このサーキットはデグラデーション値が高いから、タイヤをうまく扱うことが重要になるのは間違いない。雨が降る可能性も高いから、天候を見ておく必要もある。僕としては、ウエットになろうがドライになろうが気にしないよ


【ウィリアムズ】


ルーベンス・バリチェロ

土曜フリー走行:16番手
予選:15番手

「僕らは予選で必要な速さを手にしていなかったみたいだね。メルボルンのほうがよかったわけだから、その理由について分析する必要があるし、今回のレースではどの位置にいるのか見てみなければ。総合的に見れば僕のラップは悪くなかった。事実、これまでにマレーシアで刻んだ中でもベストラップの1つだろうね。でも、今日のマシンパフォーマンスを高めるには十分じゃなかった。レースでは雨が降ろうがドライになろうが、ポイント獲得を狙うよ」


パストール・マルドナド

土曜フリー走行:14番手
予選:18番手

「難しいセッションだったし、もちろん、Q1で敗退するなんて想像もしていなかった。マシンは午前と同じようなフィーリングを与えてくれなかったよ。トラフィックを少し抱えたこともあって、クリーンなラップを刻めなかったんだ。明日のレースに向けてたくさんタイヤを残すことができたし、予選よりもロングランのほうがマシンはいい状態なんだ。いい戦略があれば、何が起きるかなんて誰にもわからないよ。ポイント獲得が無理なんて理由はないさ」


サム・マイケル(テクニカルディレクター)

「われわれが狙っていた予選セッションではなかったことは間違いないが、今日はFW33の能力を引き出すことに苦労してしまった。明日のレースは興味深いものになるだろう。雨が落ちる可能性もあるが、ドライだとしても多くのピットストップが見られることになるからだ。われわれの目標はポイント獲得だ」


【フォース・インディア】


エイドリアン・スーティル

土曜フリー走行:13番手
予選:17番手

「予選最初のセッションはそれほど悪くなく、ポジティブな感触を得ていた。でも2つ目のセッションではあまり伸びず、少し驚いたんだ。それにミスシフトの問題もあった。チームは明日のレースまでにこれらの問題を解決しようと頑張ってくれている」


ポール・ディ・レスタ

土曜フリー走行:18番手
予選:14番手

「チームの仕事ぶりはとても良かったし、僕のラップも良かった! 予想以上に力を引き出せたと思うし、確実にギャップを縮めることができた。明日はトリッキーな天候の中で長いレースになる。でも僕は自分たちの進歩にワクワクしているし、将来的なパフォーマンス改善に期待している」

ドミニク・ハーロウ(サーキットエンジニアリングディレクター)

「われわれの目標はオプションタイヤを必要な時以外使わずに、予選パフォーマンスを最大限発揮することだった。幸い2人とも1回目のセッションの赤旗には影響されず、共にQ2に進むことができた。全体の差が小さいため、このポジションからポイント獲得が可能なのは前回のレースで証明済みだ」

「残念ながらエイドリアンにはミスシフトが起きていたため、Q2でタイムを伸ばせなかった。明日はコンディションによって生じるチャンスを生かし、堅実なレースをしたい。今後もさらなる開発が予定されており、Q3まであとコンマ数秒なので、将来的にはさらに上位のポジションを得てQ3の常連になれるよう、全力を尽くす」


【ザウバー】


小林可夢偉

土曜フリー走行:9番手
予選:10番手

今日の予選にはすごく満足できています。もちろん最後のアタックをもう少し改善したかったですし、メルボルンとは違って新品のソフトタイヤを温存していたのでなおさらそうでした。それでも、今日はこれ以上マシンの能力を引き出せなかったと思います。昨日にトラブルを抱えた後、解決するためにチームが最高の仕事をしてくれました。昨晩に問題点をいくつか見つけましたし、今日のフリー走行でも少し苦労しました。それでも、何をすべきかがわかったんです。ここセパンは、昨シーズンに僕のF1キャリア初の予選Q3進出を決めたところですね。暑さによるタイヤデグラデーションを考えれば、レースはすごく面白くなりそうです。もちろん、ポイントを狙いますよ」


セルジオ・ペレス

土曜フリー走行:12番手
予選:16番手

「Q2最後のアタックをうまくまとめればQ3に進む可能性はあっただけに、少々落胆しているんだ。Q2の2回目のアタックでは、アウトラップでトラフィックに引っかかってしまったよ。フライングラップのセクター1、2はうまくいったんだけど、セクター3ではフロントタイヤのグリップがなくなって強いアンダーステアが出てしまった。もちろん、このスタート位置からではポイント獲得も楽じゃないだろうけど、いい戦略を期待してポイントを狙っていく。厳しい要求があるレースになるだろうけど、このチャレンジを楽しみにしているんだ」


ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「昨日はマシンバランスに困難な問題を抱えたため、2台にいくらかの変更を加えて今日のフリー走行3回目(土曜フリー走行)に挑んだ。昨日の問題はソフトタイヤを機能させられないということだったが、今日は改善され、両ドライバー共にソフトタイヤを履いた際のバランスに満足してくれた。Q1では1回のアタックをするだけで十分だった。Q2では可夢偉が新品とユーズドのタイヤを1セットずつ用い、セルジオは新品タイヤを2セット投入した。セルジオのラップタイムはかなりいいものだったので残念な結果になったが、最終セクターで0.3秒から0.4秒を失ってしまったのだ。トップ10にかなり近づけたはずだったのだが、前回のレースで証明されたように彼はいいレーサーだから、ここから挽回できるだろう」

「可夢偉は素晴らしいラップを刻んでQ3に進んだが、Q3では新品タイヤで1回のアタックという少しリスキーな戦略を選んだ。トップ10においてもっと上位に進めるとは考えていなかったが、もしかしたらもう少し上に行けたかもしれない。とはいえ再び可夢偉は素晴らしい予選セッションを戦ったのだから、われわれが不満など口にできないのは当然のことだ」


【トロ・ロッソ】


セバスチャン・ブエミ

土曜フリー走行:15番手
予選:12番手

「周回ごとにラップを改善していいパフォーマンスを刻めたのは2戦連続だから、今日の予選の進み方にはすごく満足しているよ。残念ながらQ1で左側のサイドポンツーンが壊れるという問題を抱えてしまったんだけど、メカニックたちがいい仕事をして迅速に新しいものに交換してくれた。12番手だったけど、メルセデスGPからは大きく離れていないしQ3進出もかなり近かったから満足だよ。これからも改善のためにハードワークを続けないといけないね。少なくとも、正しい道筋を歩んでいるみたいだ。フリー走行3回目(土曜フリー走行)から予選の間にマシンを大きく変えたんだけど、この変更点はレースでも機能するだろうと考えられるから、正しい行動だったはずだ。明日は雨が降る時間帯もあると思っているから、レースを完走することが最初の挑戦になるだろう」


ハイメ・アルグエルスアリ

土曜フリー走行:17番手
予選:13番手

「12番手と13番手はチームにとっていい結果だし、明日もいいレースにできるポテンシャルを持っている感じがするんだ。セットアップの能力を最大限に発揮できたよ。セバスチャンは再びわずかな差で僕よりも速くて、いい仕事をしたよね。雨が降ろうが晴れようが僕らにはいいセットアップがあると感じているから、明日のレースがウエットになってもドライになっても個人的には気にしないよ。カギとなるのはリアタイヤを生かしておくことと、可能な限り長く使える状態にしておくことだ。チームのためにいくらかポイントを持ち帰ることを期待している」


ジョルジオ・アスカネッリ(テクニカルディレクター)

「フォース・インディア勢の前に出られたことに満足しているし、今日の午後はセバスチャンがいい仕事をしてそれなりの位置につけた。明日も彼は力強いレースをできるだろう。午後のセッションを迎えるまでは、マシンのセットアップを最大限に生かせていないと感じていた。しかし、午後に向けてマシンを変更したのだ。ハイメもまた、うまくドライブしてくれた。概括すると、われわれはフリー走行ではいい仕事ができなかったが予選ではまとめられたということだろう。Q1でセバスチャンのマシンからサイドポンツーンが外れてしまった件について現時点では、そのパーツが確実に接続されていなかったり割れ目があった可能性については何とも言えない。しかし、そのパーツの完全性については疑問の余地はなく、その証しとして再びサイドポンツーンを載せ換えて彼をコースに送り出すことができた」


【ロータス】


ヘイキ・コバライネン

土曜フリー走行:19番手
予選:19番手

「僕たちにとっては最高のセッションだったし、自分たちのパフォーマンスには本当に満足している。初日を終えて、今日のセッションでどうなるかは本当に予想がつかなかったけど、皆が素晴らしい仕事をしてくれたおかげで昨日とは完全に違うマシンになっていた。今朝はコースに出るとすぐにすべてのエリアで大きく改善されていると感じられたし、今日はまったく信頼性も問題もなかったから、本気でプッシュできたんだ。1日を通して楽しかったし、すべての走行でマシンの力を最大限に引き出せたような気がしている。きっとまだすべては出し切っていないから、明日は本当におもしろいレースになるだろうと思う。特に僕たちが中団にどれだけ近づけるかだ。マシンのペースはレース用に仕上げているからね」


ヤルノ・トゥルーリ

土曜フリー走行:20番手
予選:20番手

「今日のパフォーマンスはチーム全体にとって本当にポジティブだ。どのセッションでもマシンにトラブルは起きなかったし、このマシン本来の力にかなり近付いていると思う。FP3(土曜フリー走行)は本当に有益だったし、マシンから最大の力を引き出そうとしたから、予選でも良いデータを得られた。明日の計画は一貫性と信頼性を維持してチャンスがあればそれを生かし、最後まで走り抜くこと。長くて暑さの厳しいレースになるから何が起きるか分からないけど、準備はできているつもりだから、どうなるか楽しみだ」


マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「チームにとっては本当に、本当にいい1日だったが、Q2に進出するチャンスがあったと思っていたので少し悔しい気持ちもある。今日はマシンにまったく問題が起きず、その結果、冬季テストで見てきたマシン本来のパフォーマンスレベルを発揮できたし、最終的にはQ2にかなり近づくことができた。ドライバーたちは素晴らしい仕事をしてくれたし、チーム全体もメルボルン、そして昨日の状態からすべての状況を変えるために必死にがんばってくれた」

「ヘイキ(コバライネン)のラストアタックは2、3の小さなミスがあったので、もう少し近づけたのではないかと思うが、ポジティブに考えれば明日のレースが本当に楽しみになってきたと言える。タイヤのデグラデーションがここではとても重要。グリッド全体にとって興味深い日曜日になるはずだ。ついに、中団に戦いを挑めるマシンに仕上げられた


トニー・フェルナンデス(チーム代表)

「この満足感と喜びをどんな言葉で表現したらいいのか今は分からない。この18カ月に渡るハードワークが、長く活躍するチームからコンマ数秒以内のタイムを残せる結果につながり、中位グループからも1秒と離されていない本当に驚くべき偉業だ。問題が起きては解決に取り組んでいたので冬季のテストプログラムは本当にハードだったし、シーズンも最高のスタートとはいかなかったから、満足度もひとしお。本当に最高の気分だ。ヘイキもヤルノ(トゥルーリ)もマシンの力をもっと引き出せると分かっているので、今週末のレースにはいい感触がある。目標は信頼性を維持し、2台のマシンを完走させること。あれだけ厳しい冬を過ごした後だけに、チームのことを本当に誇りに思う。進歩し続けるために、そして今日われわれがいるこの位置にたどり着くために、がんばってくれた一人一人にお礼を言いたい」


【HRT】


ナレイン・カーティケヤン

土曜フリー走行:24番手
予選:24番手

今日は予選を通過するという目標を達成できた。マシンは新しいものになったから、いくらか走行を重ねるべきだし、再びコースに出ることができるのはいいことだね。(予選のアタックでは)2セット目のタイヤを履いた時にターン1でフラットスポットを作ってしまい、そのタイヤでいいラップタイムを刻むのが難しい状況になってしまった。でも、みんなが一生懸命に働いてくれたから、レースに出走できることはうれしいよ。僕たちの考えでは、今シーズンの戦いにおいて107%ルールをクリアするのはセパンが最も難しいコースだった。だから、達成できたことにすごく満足している。明日のレースでは完走を期待しているし、このニューマシンでできるだけ多くの周回を走破したいね。明日は雨の予報もあるから、何が起きるかなんて決してわからないよ」


ビタントニオ・リウッツィ

土曜フリー走行:23番手
予選:23番手

107%ルールをクリアできたことは、チーム全員にとって素晴らしいことだ。オーストラリアGPでは、問題点はマシンの速さではなくてコース上での作業時間だってことを証明できた。ライバルチームが3カ月のテストを行ってきたのに対し、僕らがテストできたのは半日だったからね。マイレージを稼ぐことができなかったんだ。これからはハードワークを重ねる必要があるし、これからのレースでギャップを縮めることにトライするよ。これがヒスパニア・レーシングにとっての第一歩だ。素晴らしい仕事ができたし、オーストラリアGPと比べれば大きくマシンを改善したよ。オーストラリアでマシンを動かし始めた時から、ここセパンでいいコンディションに到達したことについてみんなの努力に誇りを持っている。昨日と今日は小さな問題を抱えたけど、こんなに時間が少ない状態なら当然の結果さ。まだ改善できるだろうし、いいラップを刻んでこのような結果を手にできた。明日のグリッドに並ぶことができるんだ


コリン・コレス(チーム代表)

「予選からレースに出走するという次なる前進を果たすことができた。予選を通過してより多くの周回をこなすというのが、われわれの目標だったのだ。より多くの距離を走破することでF111に対する理解を深められるし、われわれのドライバーたちも能力をより発揮できる。今日は両ドライバーがいい仕事をしてくれた。トニオ(リウッツィの愛称)はとてもいい基礎を築いてくれたよ。この基礎から、将来に向けて作業していくことになる。チームの素晴らしい努力については、今一度感謝したい。次なる目標はレースでできるだけ多く周回し、2台共に完走することだ」


【ヴァージン】


ティモ・グロック

土曜フリー走行:22番手
予選:21番手

「3回目のフリー走行の後には、僕らには問題があってマシンが昨日のように動かなかったし、同じスピードを得られなかった。僕のレースエンジニアとパフォーマンスエンジニアが解決のためにすごくよく働いてくれて、前のパフォーマンスレベルを取り戻すことができたんだ。2セット目のタイヤではちょっとツイていなくて、カーティケヤン(HRT)にひっかかってしまった。もうコンマ数秒見つけられたと思うけど、それでも今日のポジションは変わらなかっただろうね。このパッケージでできる限りのことをしたし、いつも通り2台で完走を果たしてすべてのチャンスを最大限に活用することに集中するよ。その一つにはもちろん天候がある。レース中に雨が降る可能性があるからね」


ジェローム・ダンブロジオ

土曜フリー走行:21番手
予選:22番手

「今日僕らがやりとげた仕事にとても満足しているんだ。間違いなく一歩前進しているし、僕自身メルボルンよりずっといい仕事ができた。たくさんのことを学んだよ。今週末の僕らの作業にすごく満足で、明日のレースを楽しみにしている。天気やピットストップが大きな役割を果たすだろうし、とてもおもしろいものになるだろう。全体として、2回目の土曜日にとても満足さ。前に進んでいるし、それをうれしく思っている」


ジョン・ブース(チーム代表)

「運不運の入り交じった週末だが、われわれのパッケージからベストを引き出して順調に予選を戦えたのはメルボルンからの進歩であり、喜んでいいだろう。事実、われわれは最も速かったQ3のタイムからしても予選を通過しており、マレーシアでは確実に良くなっている。もしドライコンディションが続けば長いレースになるかもしれないが、タイヤや天候がどうなるかは決して分からない。サーキット上に影響はなかったとは言え、今日、この近郊では軽い雨が降った。だから、明日を楽しみにして2台でチェッカーフラッグを受けることを狙っている


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