ESPN F1トピックスより2つの話題など・・・
先ずは可変リアフラップ(DRS)に関する、FIAの見解。
上海GP以降、使用ルールの見直しが行なわれるそうです。
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FIAのチャーリー・ホワイティングは、メルボルンでデビューしたばかりの可変リアウイングのルールに微調整を加える可能性を認めている。
アルバート・パーク・サーキットのピットストレートでは、ペースの遅いフェリペ・マッサ(フェラーリ)をパスしようとしたジェンソン・バトン(マクラーレン)の試みが失敗したのが目立っており、この新しい"ドラッグ減少システム(ドラッグ・リダクション・システム/DRS)"の使用にほとんど効果がないことが証明された。
システムが使用可能なゾーンにはサーキットで一番長いストレートの全体が含まれていたものの、手間には高速右コーナーであるターン16があり、チームはオーバーテイクゾーンの設定に批判的だった。
「このシステムのメルボルンでの効果が理想的なものではなかったのは確かだ」とFIAのレースおよびテクニカルディレクターのホワイティングは認める。
「ストレートは短すぎて、その前のコーナーが速すぎた」とホワイティングはスイスの『Le Temps(ル・タン)』にコメント。
さらに「マレーシアと中国の様子を見て、必要に応じた調整をする」と付け加えた。
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関連記事 http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/44475.html
そしてもう一つ
今回のGPで『唯一』、1回のピット・ストップでレース距離を走りきった、sauberのセルジオ・ペレスに関してのトピックスです。
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ザウバーの新人セルジオ・ペレスが1回のピットストップでオーストラリアGP決勝を走り切ったことに、ライバルたちのみならずピレリも驚きを隠さない。
7位でフィニッシュしたペレスはレース後の検査でザウバーC30のリアウイングに違反が見つかったため、失格処分となった。
しかし、冬期間にはピレリのデグラデーションへの懸念の声が上がっていたにもかかわらず、1ストップでレースを走り切ったペレスの能力にパドックの多くのメンバーが衝撃を受けている。
ザウバーのチームマネジャー、ビート・ゼンダーはニヤリと笑いつつ「ペイドライバーにしては悪く無いだろう?」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に語った。
また、アルバート・パーク・サーキットで3回のピットストップを実行したフェラーリのフェリペ・マッサも『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』に驚きを認める。
「リアタイヤの劣化が早くて、僕らにとってはペレスみたいな1ストップ戦略は間違いなく考えられなかっただろう」
さらに、ピレリのレース部門を率いるポール・ヘンブリーも驚かされた一人だ。
「"彼(ペレス)は絶対にストップするはずさ"と言いながら見ていた。実際、数字が間違っていて、ピットストップを見逃したのだと思ったくらいだ」
「彼のドライビングスタイルと彼のマシンがカギだった。しかし、もう一度見たら驚くだろうね」とヘンブリーは『autohebdo.fr』に述べている。
かつてピレリでテストドライバーを務めたペドロ・デ・ラ・ロサもこの見方に同意し、スペインのテレビ番組『La Sexta(ラ・セスタ)』に「マレーシアでは3回か4回のピットストップになるだろうと保証できるよ。たった1回は無理だと思う」とのコメントを寄せた。
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関連記事 http://ja.espnf1.com/sauber/motorsport/story/44485.html
そう言いつつも1ストップをやり遂げたことは事実ですからね・・・マレーシアで、もし2回の交換で走ってしまったら、次はどういったコメントが出されるのか、楽しみに2週間後を待ちましょう♪