シーズン前の合同テストで、新車の発表は行なったものの実走行を行なえなかったHRT(ヒスパニア・レーシング・チーム)。
今回のオーストラリアGP、明日25日(金)の午前フリー走行が事実上の”シェイク・ダウン”になるはずなのに・・・
昨年の開幕戦、金曜フリー走行にブルーノ・セナのマシンは間に合ったのですが、チャンドックのマシンは土曜朝にようやく組みあがったという前例もありますし
明日、どういった動きになるのか注視したいと思います。
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2011年最初のフリー走行前日、アルバートパークは激しい雨に見舞われていた。
しかし、走行が行われる3日間は天候が持ち直すとの予報が出ており、全身で天に祈りを捧げているドライバーがいる――ビタントニオ・リウッツィだ。
経験豊かなイタリア人ドライバーは25日(金)、まだコースに出たことのないHRTのF111マシンを走らせることになっている。
「ドライでラップをこなすことが不可欠なんだ」とリウッツィは『Speed Week(スピード・ウイーク』に語った。「今の段階ではクルマの状態について漠然とした知識しかない」
メルボルンのパドックでは、彼らの新車が冬季テストで走れなかったのと同様、金曜1回目のフリー走行にも出られないのではないかとのうわさが出始めている。
また賃金未払いのためにエンジニアたちが辞めたとのうわさもあるが、チーム代表のコリン・コレスはこれを否定。
「全チームメンバーの給与は支払い済みだ」と彼はスペイン日刊紙『Diario AS(アス・ディアリオ)』に述べた。「またサプライヤーに借金しているというのもデマだ」
だが元グランプリドライバーのアレキサンダー・ブルツは、HRTの見通しについて悲観的な見解を示す。
「HRTはいいとか悪いとかの段階じゃない。彼らは生き残るかどうかの瀬戸際であり、1ユーロのために戦っている」とブルツは『laola1.at』に語った。
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