バーレーン情勢に絡む、レース関係の話題を・・・ESPN F1トピックス より拝借ひらめき電球


その1


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2011年シーズン開幕戦バーレーンGPが中止になる可能性が高まる中、もし中止になった場合は20戦が組まれた今季のF1カレンダーに穴が開くことになるという。

反政府組織の抗議活動により、今週、バーレーンで開催されるはずだったGP2アジアシリーズ第2戦がキャンセルされている。

ヴァージンのチーム代表を務めるジョン・ブースは『BBC』に対し、来月のバーレーンGPに先だって今回のGP2と同様の判断が下された場合、代替レースが組まれることはありそうにないとコメント。

「非現実的だ。われわれの空輸貨物は他のすべてのチームと同じように、1カ月前にバーレーンに向けて発送している。マシンの走行にはその空輸貨物の中にある多くの設備が必要なのだ」

とはいえ、4回目のプレシーズンテスト会場を見つけるのはもう少し簡単な話だろう。すでにアブダビのヤス・マリーナ・サーキットが利用可能な状態だと伝えられている。

F1チームの代表者らが18日(金)に会合を開くことになっており、本件も話し合われるとみて間違いない。ブースによると、3月3日(木)から6日(日)の4日間の日程で予定されているバーレーンテストを実施する場合、来週金曜日までに荷物を発送する必要があるとのことだ。


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その2


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来月のバーレーンGP開催を不安視させるまた新たな情報が飛び込んできた。マナマ近郊のサヒールで17日(木)に予定されていたGP2アジアシリーズ第2戦が中止されたのだ。

ここ数日湾岸諸国では不穏な空気が高まっており、治安部隊は政府に対する抗議や君主国への反発を鎮めるのに苦労している。すでに死亡者も出ており、反政府組織のリーダーたちはレースが抗議者のターゲットになる可能性をほのめかしている。

抗議活動は"怒りの日"に関連して日曜日に始まり、週末を通してデモは続く見込みだ。チャリティーマラソンやラグビーの試合などさまざまなスポーツイベントがすでに中止を発表。

GP2フリー走行のキャンセルが発表された際は、コースに来る予定だったメディカルスタッフが病院に回されたためだというのが公式的な理由だった。声明の中で24時間の延期は"現地事情によるもの"と記されていた。

FIAのジャン・トッド会長は平静を呼び掛けた。「速報にはいつも過剰反応しないよう気を付けている」と彼は『Irish Independent(アイリッシュ・インディペンデント)』に述べた。「もちろんFIAが最重視するのは安全だ。レーシングカーの安全、道路上の安全、運営の安全であり、それを追及している。だが現段階で不必要に懸念する理由はない」

「バーレーンの全国民、国外居住者、海外からの観光客の安全は常に最優先されている」とバーレーン・インターナショナル・サーキットのスポークスマンは述べた。「われわれは関連当局と連携して厳重な監視を続けており、今後の展開に適切に対応する」

『CNN』によると、過去24時間は特に騒乱が激化しているとのことで、ゴム弾と催涙ガスにより、少なくとも3人が死亡したとの報道も。


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その3


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バーレーンで開催される予定だったGP2アジアシリーズの中止を受け、バーニー・エクレストンは2011年シーズン開幕戦バーレーンGPが開催されるかどうかについて、来週にも判断すると述べた。

エクレストンは『Press Association(通信協会)』に「事態を見守り、早急に決断を下さなければならないだろう。今朝、王子と話した。彼も私やあなた以上のことは分かっていないが、彼らは事態を監視している。来週にはどうするか判断するつもりだ」とコメント。

また、FIA内のムードにも変化があった。前日には会長のジャン・トッドが「速報にはいつも過剰反応しないよう気を付けている。現段階で不必要に懸念する理由はない」と語っていたが、17日(木)になって、FIAの広報担当者はFIAが「非常に密接に――5分ごとに――事件を監視しており、会長も詳しく事態を考えている。何かお知らせすることがあれば皆さんに通達する」と明かした。

金曜日には各チームの代表者らが会合を開くことになっており、彼らが欠席の決断を下せば問題はFIAの手から離れる可能性もある。

バーレーンから発せられたGP2関係者、チーム・エア・アジアのダビデ・バルセッキとレーシング・エンジニアリング代表のアルフォンソ・デ・オルレアンズ・ボルボンの言葉がチームの判断を助力するかもしれない。

バルセッキは「僕のホテルは暴動の中心からちょうど800mのところにある。マシンガンの銃声が聞こえた」と話しており、デ・オルレアンズ・ボルボンも「サウジアラビアの戦車がいたるところにいる。夜の間中、銃声が聞こえた」とコメントしている。

今回の抗議活動で新たに判明した情報によると、首都マナマでは死者4名、300人以上が負傷したとのこと。報道では、メイン広場には2,000人以上が集結し、その多くが眠っていたものの、警棒や催涙ガス、ゴム弾などで200人前後の治安部隊から攻撃を受けたと示唆されている。


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