ESPN F1トピックス より
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イタリアで開催されたラリーイベントでクラッシュを喫し、重症を負ったロバート・クビサの容体についてロータス・ルノーGPが声明を発行した。
クビサの復帰には少なくとも1年を要すると見られているが、担当医のマリオ・イゴール・ロッセロ教授は「ドライバーは非常に特別な患者です。モーターバイクの患者を多数見てきましたが、彼らは普通の方よりも早く、また最速の方法で回復します」とコメント。
また、クビサと仲の良いフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はすでに病院を訪れ、クビサを見舞ったと考えられている。
【ロータス・ルノーGPの声明】
ロバート・クビサは6日(日)午後、ピエトラ・リーグレにあるサンタ・コロナ病院で7時間に及ぶ手術を受けた。同日午前、ラリー・ロンデ・ディ・アンドラで高速事故に遭ったクビサは右の腕と脚の多発性骨折だと診断された。また、前腕に重傷を負っており、このケガが右手の機能性に影響を及ぼす可能性がある。
医師団は手術の経過に満足している。今夜のロバートの容体は安定しているものの、深刻な状況に変わりはない。昏睡状態に置かれており、朝には目を覚ますと思われる。
イタリア・サボナにあるサンパオロ病院の手外科地域センター医局長を務めるマリオ・イゴール・ロッセロ教授は次のように述べている。
「非常に重大かつ難しい手術でした。ロバート・クビサの右前腕は2カ所、骨と腱に重大な損傷がありました。前腕の機能を再建するためにベストを尽くしています。7人の医師が2チームに分かれて手術にあたり、終了まで合計7時間を要しました。ひとつのチームは通常このような負傷の治療にあたるサンパオロ病院(所在地サボナ)の緊急対策部隊で組まれ、もうひとつのチームはサンタ・コロナ病院(所在地ピエトラ・リーグレ)の整形外科の医師で形成されました。手術を終えて、ロバートの手はうまく血管が新生されており、ぬくもりがあるのでそれは励みになります。術後も重篤な状態に変わりはありませんので、ロバート・クビサの容体は一晩監視し続けます」
ロータス・ルノーGPのチーム代表でありマネージングディレクターのエリック・ブーリエはこう話す。
「ロバートの事故に関するニュースはチーム全体にとって非常にショックだった。ロータス・ルノーGPの全員が彼の早い回復を祈っている。今日、ロバートを治療してくれた医師団の対応には本当に感激した。サンタ・コロナ病院の全チームによる専門的な治療と努力に感謝したい。明日、ヴィタリー・ペトロフと共にイタリアに向かう。ロバートに会い、われわれは彼の帰りを待っていると伝えるつもりだ」
7日(月)9時30分(日本時間17時30分)に同病院にて、ロッセロ教授とロバートのマネジャーであるダニエル・モレリがクビサの容体について説明することになっている。
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となると・・・もう一台のRenaultF1マシンを誰が操るのか
ブルーノなのかグロージャンなのか・・・それとも・・・ハイドフェルドがシートを探しているという情報もありますので・・・こちらの方はチーム首脳陣の判断待ちでしょうか・・・。