徐々に各ドライバーが、新車と新しいタイヤに慣れつつあるという印象を受けましたひらめき電球


ESPN F1トピックス から拝借ですパソコン


↓↓↓


3日(木)に行われたバレンシアテスト最終日は、ロバート・クビサ(ルノー)がトップタイムをマークした。クビサが刻んだタイムは3日間のテストにおける最速タイムとなっている。

テスト前に公開されたルノーR31は、大いに注目を集める存在となった。その理由は、昨シーズンのトレンドであるブロウンディフューザーをさらに改良した革新的なエキゾーストデザインを取り入れているからだ。R31のエキゾーストパイプはサイドポンツーンの前分まで導かれており、マシンのフロア下部に効率よく排気を流し込んでリアのディフューザー効果を高める目的がある。

初日と2日目は注目するようなポジションにつけていなかったルノーだが、最終日はクビサが1分13秒144をたたき出した。それでも、チームは細かな問題をいくつか抱えている様子だ。しかし、テストにおけるタイムというのは実力をそのまま証明しているわけではなく、異なったサーキットにいけばマシンは異なった反応を見せるというのは複数のドライバーが口にするコメントだ。

午前中に最速タイムを刻んでいたエイドリアン・スーティルはフォース・インディアの2010年型マシンを駆り、この日を終えて2番手につけた。3番手にはジェンソン・バトン(マクラーレン)が続いたが、こちらも2010年仕様のMP4-25をドライブしている。いずれのドライバーもピレリタイヤの開発に集中し、100周以上を走り込んだ。複数のドライバーたちはピレリタイヤのデグラデーションが大きいと話しているが、ピレリとしては新開発のコンパウンドが適正に作動したと考えている様子。ここ数日の路面温度が低かったことも結果に含める必要があるかもしれない。

レッドブルの新車RB7をドライブしたマーク・ウェバーは4番手につけた。前日も午後から走行を担当したウェバーだが、ペダルの調整に問題が発生したこともあってほとんどの時間をガレージで過ごしていた。この日はクビサのタイムから0.792秒落ちの自己ベストタイムを刻み、5番手のフェリペ・マッサ(フェラーリ)を0.081秒抑え込んでいる。




マッサはセッション開始からわずか35分後、12周目にスピン。自らのマシンがまいたオイルに乗ってしまったことが原因だが、そのオイル漏れによってF150からは出火し、マッサはマシンから降りることを余儀なくされた。フェラーリがマシンを修復し終えたのは午後15時。それでも、マッサはその後のセッションでしっかり走り込み、76周を走破して1分14秒017を刻んでいる。

ロータスが2011年に中堅チームとなれるのかどうかは、いまだ不透明だ。この日はヤルノ・トゥルーリがステアリングを握って38周を走ったものの、計測ラップを行わなかったためにノータイムで1日を終えている。それでも、ロータスは4日(金)にバレンシアで単独テストを行う予定だ。

こうしてバレンシアを舞台とした第1回プレシーズンテストは終了した。さまざまな出来事があったとはいえ、勢力図を決めることが可能なほどには全容が明らかになっていないのは例年と同じだ。今回のテストで新車を持ち込んだのは8チーム。4日にはマクラーレンがMP4-26を公開し、次回のヘレステストにはフォース・インディアとヴァージンもニューマシンを持ち込む予定となっている。


↑↑↑


関連記事 http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/39910.html



rockcastle~クルマバカの戯言(笑)-R31