明日2月1日より、スペインはバレンシアにてプレシーズン合同テストが、3日間の予定で始まります。


既にVodafone Mclarenは2回目の合同テストで新車を発表することを明言していますし、テスト初日には昨年のチャンピオンチームのRedBullRacingとMercedesGPの新車がお披露目されます。


今回はいつも記事をチェックしているESPN F1トピックス より、タイトルの2チームの新車に関する記事を拝借したいと思います。


sauberは小林可夢偉選手がチームNo.1ドライバーとして迎えるシーズン。FERRARIエンジンをどのように使いこなすのか興味がもたれます。


片やLotusは、名称権の法廷闘争といった不確定要素を抱えてはいますが、2011年型マシンを発表です。



先ずはsauber FERRARIから・・・


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スイス・ヒンウィルを本拠地とするザウバーは31日(月)、2011年F1世界選手権に挑む新車C30を発表した。今シーズンの目標として、より優れた安定性と2010年以上のポイント獲得を掲げている。

「ザウバー・フェラーリC30の開発で狙ったのは、C29の長所を基にして弱点を消すことだ」と語っているのはテクニカルディレクターのジェームズ・キー。「それに加え、理解のできているマシンを手にして冬季テストに挑むというのは重要なことであった。われわれが望んだ方向性のマシン特性を得て、ハードワークを重ねている」ともコメントしている。

キーの考えでは、ピレリタイヤへの変更をはじめとする新レギュレーションに対応するためにはより"予想しやすいマシン"を製作することが重要だったようだ。

「レギュレーション変更、特にタイヤに関するものは、サーキット上でのみ分析することができる。まずは基本的に予想しやすいマシンを作るというのが重要なことであり、その次にコース上での開発段階においてわかった事柄に対応する柔軟さが大切なことなのだ」

チーム代表のペーター・ザウバーもキーの考えに同調しており、2011年の主な目標はより良い安定感を持ってポイント獲得を争うことだと述べている。

「常にポイント獲得を争いたいと考えているし、FIA F1世界選手権のコンストラクターズ争いにおけるポジションを改善したいのは明白だ。2010年はわれわれの会社にとって41年目だったが、最も難しいシーズンの1つであった」

「それ以前のわれわれは、あれほどの信頼性不足に悩まされたことはなかった。それでも、シーズン後半戦にはその問題を改善することができている。われわれはよく熟考してチームの構造的変化を施行した。ジェームズ・キーをテクニカルディレクターに据えることは昨年に実を結んだが、その彼がザウバー・フェラーリC30の開発を担当している」

「同時に、2011年に向けてわれわれはビジネスの基礎を築くことに成功している。財政的に厳しい昨今の状況を考えれば、このことに誇りを持つことができる」


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関連記事 http://ja.espnf1.com/sauber/motorsport/story/39311.html



次いでLotusの記事です。


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チーム・ロータスは31日(月)、公式サイト上で2011年型新マシンを公開した。

T128と呼ばれることになるこのマシンは、2010年型のT127と比べると幅広となったハイノーズが特徴的。注目したいのは、2010年シーズン途中からメルセデスGPが投入したのと同じタイプのコックピット上エアボックスを採用したことだ。ロールバーを垂直フィン型にし、その両サイドに2つのエアボックスが設けられているタイプとなっている。

またT128は2010年と同じく緑色と黄色のカラーリングを施されている。当初は伝説のチーム・ロータスを思い起こさせる黒と金の"JPSカラー"で戦うことを狙っていたものの、ロータス・ルノーGPも同様のカラーリングを取り入れると決めたために、チーム・ロータスとしては2010年から大幅に印象を変えることはしなかった。

「今年のマシンはより現代的なデザインに仕上がっている」と語るのは、テクニカルディレクターのマイク・ガスコイン。「新車は中団グループ入りを果たせるだろう。近代的なF1マシンであり、大きなステップアップになることに大きな自信を持っている。また、チーム・ロータスをF1グリッドに戻すというプロセスのスタートとなった」とも語り、自信を見せた。

またガスコインは、T128のデザインは完全に新しいものだと説明。

「2011年のマシンに流用された(2010年型マシンの)パーツはほとんどない。通常であれば、昨年用いたパーツを使う機会はあるものなのだ。昨年のマシンとは大きく異なった見た目となっている。より現代的な感じだ。このマシンこそ、将来のマシンたちの基礎になるものとなる」

「ここまでコース外の話題に大きな注目が集まっていたから、レースについて話すことができるというのは興奮ものだ」と語るのは、チーム代表のトニー・フェルナンデスだ。

ロータスは2010年と同じレースドライバーと共に新シーズンに挑む。ヘイキ・コバライネンとヤルノ・トゥルーリは今週、スペイン・バレンシアでテストに参加する予定だ。

「今年の開幕戦バーレーンGPのスターティンググリッドに並ぶ時、その感情や緊張感はかなり異なったものになるだろう」と語るのはトゥルーリ。「昨年はとにかく完走することを目標に掲げていた。今年はポイント獲得を狙うことになるだろう。僕らが手にしているパッケージなら、それも達成可能なはずだ」と期待を寄せている。

2010年のロータスはポイント獲得を果たせなかったものの、「2011年シーズンの目標は30ポイントから40ポイント獲得し、コンストラクターズ選手権でトップ8に食い込むこと」という最も強気なコメントを口にしているのは、最高執行責任者(COO)のキース・シャトーだ。

「(コンストラクターズ選手権)6位、7位、8位争いに多くのチームが絡むと考えている。ライバルの動向によるが、7位獲得も達成可能だろう」

シャトーはまた、ロータスがKERS(運動エネルギー回生システム)を使用しないことを明言。「もしKERSによってランキング8位から6位に浮上できるのであれば、使用するさ。しかし、その重量やエンジニアリング面での挑戦を考えると、KERSを積んでシーズンを始めないというのがいい選択だと考えている。最終的にはKERSを積むかもしれないが、それは誰にもわからない」と説明した。


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関連記事 http://ja.espnf1.com/lotus/motorsport/story/39285.html



日本時間ではそろそろ、Lotus Renault GPの新車発表がweb上で生中継されている頃ですが、そのマシンの記事は明日にアップしてみたいと思います。





いよいよ・・・





【F-1】2011年シーズンの始まりです!!




今季は【WRC】のMINI countrymanの参戦もありますので、充実したモータースポーツ(TV)観戦が楽しめそうですラブラブ音譜