一番伸びたのが、MERCEDESのN.ロズベルグともう一人・・・今後のチャンピオン候補のこのドライバーを忘れてはいけません
以前にも同じblogアップをしておりますがこのドライバー無くしては今後の【F-1】は絶対にありえない
という逸材です
このドライバーも将来、マクラーレンやフェラーリに乗って欲しいなと思うこの頃です
↓↓↓
ここ数年、政治的な意味で注目の的になっていたルノーは、ドライバーラインアップとチーム体制を一新して2010年に挑んだ。
2005年と2006年にフェルナンド・アロンソと共にダブルタイトルを獲得したルノーは、アロンソがマクラーレンへ移籍したのに伴い優勝から遠ざかる。移籍先でのいざこざに巻き込まれたアロンソが2008年にチームに帰ってくると、再び勝利を手にすることもあったが、いわゆる"クラッシュゲート"騒動によって長年チームを率いてきたフラビオ・ブリアトーレと技術部門責任者のパット・シモンズが離脱。執行猶予付きの有罪判決が下されたチームのスポンサーは減り、2009年12月にはチーム株式の75%以上がルノー社から『Genii Capital(ジェニー・キャピタル)』に売却された。
共に栄光の時を過ごしたアロンソも再びチームを去り、新たなチャプターを開始するルノーがエースドライバーに指名したのはロバート・クビサ。チームメイトにはGP2に長く参戦し、ロシアの政府や企業からバックアップを受けるヴィタリー・ペトロフを起用した。
チームリーダーとしての役割を期待されたクビサは、開幕戦ではマーク・ウェバーのマシンから吐き出された白煙の影響からスピンを喫し、ポイント圏外でフィニッシュしたものの、第2戦オーストラリアGPでは難しいコンディションをうまく戦って2位表彰台に上る。その後も確実に上位に食い込む戦い方で、得意の市街地コースが舞台のモナコGPでは予選2番手をゲット。レースはレッドブルのセバスチャン・ベッテルにかわされたが、表彰台を手にした。
一方のペトロフは開幕戦から3戦連続リタイアという良くない滑り出し。クビサが予選で常にトップ10に入るのに対し、ペトロフが初めてQ3に進出したのは第7戦トルコGPのことだった。スタート位置が後方であるがゆえに決勝でポイント圏内に入れない悪循環が続いてしまっていたのだ。
ベルギーGPでも表彰台を記録したクビサはシーズンを終えてみると全19戦中15戦でポイントを獲得する安定さを見せつけた。予選でも最終戦以外はすべてQ3進出を果たし、予選平均順位は7番手。これは3強の一角を担ったフェラーリのフェリペ・マッサをも上回る好成績であり、トップチーム勢のバトルに絡む大穴的な存在として混戦のシーズンをひっかきまわしたことが分かる。シーズン中には、近い将来にマッサの後任としてフェラーリに加わるのではないかといううわさが浮上したこともあった。
このクビサのパフォーマンスを支えたのが、ルノーの開発に対する意識だろう。フロントウイングやフロアといった開発パーツを次々にアップデートしていき、ライバルが先鞭(せんべん)をつけたFダクトやブロウンディフューザーも投入している。中でもFダクトはマクラーレンがリアウイングのフラップにダクトを接続した一方で、ルノーはメインエレメントにダクトをつなげてより大きな効果を得ることに成功。最終戦アブダビGPでペトロフがアロンソを抑える走りを見せたのも、決して偶然ではないのだ。
2011年に向け、ルノーはロータス・グループとスポンサー契約を締結し、黒と金の新しいカラーリングイメージを公開。新たにチーム名をロータス・ルノーGPとして、新シーズンにチャレンジする。クビサとペトロフの続投を決めたルノーにとって、来年は表彰台の常連になることが主な目標になるだろう。
↑↑↑
関連記事 http://ja.espnf1.com/renault/motorsport/story/37114.html