いつも私が【F-1】情報をチェックしているESPN F1
ですが、そちらの方での今季ベストドライバーが発表されたそうで、チャンピオンシップ同様S.Vettel(GER)が選出されたそうです
今季は良いも悪いもベッテル中心に動いたシーズンだったと思います。
そんな中でも私個人的には・・・Runaultのクビサを挙げたいっ
N.ロズベルグと共に次世代のチャンピオンに就ける技量と才能を持った”パイロット”だから
昨年も戦闘力に乏しかった”BMW sauber”でのパフォーマンスもすごかった
今季は古巣ルノーからの参戦。エンジンパワーではメルセデス,フェラーリには及ばないものの、クビサの”超”アグレッシブなドライビングでコンスタントにポイントを稼ぐという”離れ業”をやってのけたのですから
出来ればなんですが・・・クビサにマクラーレンやフェラーリに乗ってもらいたいな~なんて妄想すらしてしまうほど魅力的なドライバーです
今季ロシア人のペトロフが注目を集めていましたが、東欧勢としては”初”F-1がクビサ自身です
来季、もっともっとサーキットで暴れまわって欲しいです
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全19戦の2010年シーズンが展開していく中でチャンピオンシップリーダーとなったのは6人のドライバー。うち4人はタイトルの可能性を残したまま最終戦に臨んだ。多くの"たら・れば"が考えられた1年だが、チャンピオンを争った誰をドライバー・オブ・ザ・イヤーに挙げても議論は尽きないことだろう。競争力の乏しいマシンに乗っていたロバート・クビサのような例を考慮したとしてもだ。『ESPNF1』が識者の一団(スターリング・モス卿、ジャッキー・スチュワート卿、フランク・ウィリアムズ卿、ジェラルド・ロペス、ビタントニオ・リウッツィ、サム・バードを含む)に今年のトップ3ドライバーを挙げてもらったところ、最終的に1人のドライバーが浮かび上がってきた・・・。
■1位:セバスチャン・ベッテル
チャンピオンになった彼が選ばれるのは当然のようにも思えるが、ポールポジション10回、年間5勝という結果には文句をつけようがない。その証拠に、F1の伝説でもあるモス卿、スチュワート卿、ウィリアムズ卿が全員そろってベッテルを1位に挙げており、審査団の3分の2が同様の結果だった。モス卿はベッテルの"圧倒的なスピード"が際立っていたと述べており、同様にベッテルをナンバー1に位置づけたGP2ドライバーのサム・バードは「とにかくすごいパフォーマンスだったよ」と評価。途中、不振にあえいだこともあったが、今年のワールドチャンピオンにふさわしいベッテルがESPNF1のドライバー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。
■2位:フェルナンド・アロンソ
今年の選手権ランキングと同じく、ESPNF1の審査団はアロンソを2位に選んだ。シーズン後半の巻き返しはとても印象的であり、アブダビで独走状態のレッドブルを阻止できる可能性があったのは、彼以外に誰もいなかった。だがドイツGPでの勝利を取り巻く議論は言うまでもなく、中国でのスタート、モナコのフリー走行3回目、ベルギーGP終盤でのミスがやはり記憶に残る。それでも、好むと好まざるとにかかわらず、彼は敬意を払うべきドライバーだ。5人を除く審査メンバー全員のトップ3に彼の名前があった。
■3位:ロバート・クビサ
2010年のダークホースとなったクビサはオーストラリア、モナコ、ベルギー、日本での活躍が目を引いた。予選、あるいは決勝で、ルノーマシンの性能をはるかに上回る結果を残している。ドライバーズサーキットと呼ばれる場所でことごとくその才能を発揮した彼は選手権を8位で終え、ニコ・ロズベルグやフェリペ・マッサに迫った。ルノーの主要株主ジェラルド・ロペスがクビサをナンバー1に挙げたのは驚きではないが、彼は「シーズンを通して思い出せる彼の唯一のミスは、ブラジルの予選でのスピンだ。19戦中それだけだよ! すごい記録だと思わないかい」と述べている。
■4位:ルイス・ハミルトン
2010年最もエキサイティングなドライバーと呼べるのはハミルトンだろう。同僚のビタントニオ・リウッツィが1位に挙げたことにより、このランキングでマーク・ウェバーを抜いて4位に入った。序盤戦は予選での不運に苦しみながらもレースで果敢にポジションを上げる激しいバトルを展開。シーズン半ばに自分のリズムをつかむと、トルコとカナダでは真っ向勝負でレッドブル勢を下した。その一貫性は非常に印象的で、スペインやハンガリーでのメカニカルトラブルがなければ、13戦目まですべてのレースで得点を挙げ、最後の勝利となったベルギー以降も大きなリードを保てただろう。しかし、イタリアとシンガポールでオーバーテイクを仕掛けた際に犯したミスは大きかった。マクラーレンの開発が終盤戦で滞ったこともあり、彼の挑戦は終わりを告げる。だがそれでもウィリアムズ卿のリストで2位、モス卿には3位に指名されている。モス卿は「彼が今年レッドブルに乗っていたら、全く違う物語になっていただろう」と言う。
■5位:マーク・ウェバー
ウェバーも審査団からの人気は高かったが、1位に挙げた者が誰もいなかったことが何かを物語っている。シーズン最終戦まで優勝候補だったにもかかわらず、韓国でのドライビングミス、そしてアブダビでの戦略ミスが非常に高くついた。レッドブルがベッテルをひいきしていると感じながらも、そのフラストレーションを前向きに攻撃的なパフォーマンスに変え、イギリスGPでは正々堂々とチームメイトに打ち勝った。スチュワート卿のリストでは3位に入っており、モス卿は彼を2010年最も成長したドライバーだとたたえている。
■6位:ニコ・ロズベルグ
シーズン前、ロス・ブラウン率いるチームでミハエル・シューマッハと対戦するロズベルグには、困難な道が待ち受けていると誰もが考えた。だがロズベルグはこの試練をうまく乗り越えてみせた。実際には、メディアの注目がすべてもう一方のガレージに向いていたため、失うものがほとんどないロズベルグは自分の仕事に集中して取り組むことができたのだろう。アブダビでチェッカーフラッグが振られた時には、チームメイトより倍近いポイントを獲得しており、完ぺきとはほど遠いとブラウンも認めるマシンで3度表彰台に上ってみせた。来年メルセデスGPがより良いパッケージを用意することができれば、ロズベルグはほぼ間違いなく勝利を手にできるドライバーだ。
■ベストルーキーシーズン:小林可夢偉
32ポイントを獲得した彼は統計上でももちろん2010年のベストルーキーだが、審査団が着目したのはその派手なドライビングスタイルだ。エンターテインメントあるところには可夢偉の姿があった。予選でトップ10入りしたのは4回にもかかわらず、しばしば型破りな戦略でポイントを獲得。ヴィタリー・ペトロフとニコ・ヒュルケンベルグにも票が投じられたが、1番人気は可夢偉だった。
【ESPNF1審査団一覧】
スターリング・モス卿(伝説的ドライバーでESPNF1コラムニスト)、ジャッキー・スチュワート卿(3度の世界王座保持者)、フランク・ウィリアムズ卿(9度のコンストラクターズ王座保持者)、ジェラルド・ロペス(ルノーF1主要株主)、ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディアのレース・ドライバーでESPNF1コラムニスト)、サム・バード(GP2レースウイナーでESPNF1コラムニスト)、マーク・サットン(F1カメラマンでESPNF1コラムニスト)、マーティン・ウィリアムソン(ESPN編集長)、アレックス・リヴィエ(ESPN.co.uk編集者)、ローレンス・エドモンドソン(ESPNF1副編集長)、フレイザー・メイスフィールド(ESPNF1寄稿者)、クリスチャン・イスナール(ESPNF1.fr編集者)、ダニエル・バスティアン(ESPNF1.fr寄稿者)、ジョナサン・ハンギン(ESPNプロダクトマネジャー)、ディーパック・グラティ(ESPNコンテンツマネジャー)
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