一人のドライバーが、年間使用できるエンジン数が『8基』と決められています。
9基目のエンジンを使う場合は、グリッド降格というペナルティーが課されることになっています。
10月24日(日)の韓国GPでの、S.ベッテルのエンジントラブル
ベッテルにしてみたら、残り2戦にむけて厳しい状態になったと思われるアクシデントでした
エンジンを1基無くしてしまったのですから・・・
車体下面から火花を散らしながらファイヤーマーシャルの所までマシンを運んでいましたが・・・エンジンヘッド廻りのブローじゃなくて、恐らくコンロッドがクランクケースを突き破ってしまったのではないかなと予想しています。
本当のところはエンジンサプライヤーのルノーと、レッドブルレーシングチームにしか分からないところですが。
先ほどチェックしましたESPN F1トピックス に、コレに関連する記事が上がっておりましたので拝借してみました。
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セバスチャン・ベッテルは韓国GPで先頭を走行中にエンジントラブルによってリタイアを喫したが、この件についてルノーはレッドブルに謝罪した。
韓国GPでポールポジションを獲得したベッテルは終始レースをリードしていたが、46周目、そのエンジンはサーキットで最も長い直線で完全に息絶えた。そのエンジンは韓国GPまで用いるスケジュールということもあってかなり負荷がかかってはいたものの、残り2戦で9基目のエンジンを投入する必要はなさそうだ。
「セブ(ベッテルの愛称)のエンジントラブルについて、ルノーはチーム(レッドブル)に対して謝罪しなければならない」と語るのはルノーのプリンシパルエンジニアを務めるファブリス・ロム。「トラブルの詳細について触れる前に、さらなる調査が必要だ。3レース目を戦ったエンジンだったが、あのトラブルは予想していなかった。フロントローからスタートしてノーポイントに終わってしまったわけだから、大きな落胆を感じている」とも述べた。
それでもレッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、韓国で経験した"ひどい運"から挽回できると主張。
「モータースポーツというのは時には残酷なものであり、今回はレッドブルが不運だった。最も運が悪かったのがセバスチャンだろう。残り10周というところでエンジントラブルに見舞われたのだから。チームとしてはここまですべてをうまくこなしてきており、勝てる速さを持っていた」
「われわれがノーポイントでレース週末を終えるのは今シーズン初めてのことだが、それでもコンストラクターズ選手権の首位を保っているし、ドライバーズ選手権でもタイトル争いにとどまっている。マーク(ウェバー)は2位につけているし、セバスチャンはランキング首位から1勝分のポイント差だ。今日はフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)に大きなプレゼントを授けてしまったが、われわれが1-2フィニッシュを祝ったのはほんの2週間前のこと。ブラジルでは挽回できるさ。
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実は・・・エンジン数からいきますと、何とフェラーリの方が窮地に立っているという事実もあったりします
どうなるブラジル~アブダビ
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