昨日の9月8日に、世界モータースポーツ評議会がパリで開催されました。
その場で、ドイツGPで勃発したFERRARIチームの”チームオーダー”に関する公聴会も合わせて開催されましたが・・・
罰金以外の追加ペナルティーは命ぜられなかったようです。
一番不安だったのが、FERRARIのドライバーポイント剥奪やチームポイントの剥奪・・・だったのですが、その点は回避できたようです(ホッ)
以下ESPN F1 トピックスから抜粋いたしました。
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8日(水)にフランス・パリで行われた世界モータースポーツ評議会の結果、ドイツGPで犯したチームオーダー問題に対してフェラーリにさらなるペナルティは課されないことになった。
ホッケンハイムリンクで行われたレースの49周目に、先頭を走っていたフェラーリのフェリペ・マッサは2番手だったチームメイトのフェルナンド・アロンソにポジションを譲るよう指示を受けた。マッサ担当レースエンジニアのロブ・スメドリーは無線を使い「フェルナンドのほうが君より速い。この意味を理解できるな?」とマッサに語りかけたのだ。
しかし、チームが順位を入れ替える"チームオーダー"はスポーティングコード第39条1項と第151条c項で禁止されていることから、レース後にフェラーリは10万ドル(当時のレートで約875万円)の罰金を受けた。
それでも『Reuters(ロイター通信)』の報道によると、世界モータースポーツ評議会で行われた公聴会を終えたイタリア・モータースポーツ連盟のアンジェロ・スティッチ・ダミアーニ会長が、フェラーリはさらなるペナルティを受けずに済んだと明かしたようだ。
公聴会にはフェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリも参加したが、ドメニカリはドイツGP後、無線交信の内容は情報を伝えただけであり、順位操作ではないと主張していた。
「われわれはフェリペに対し、状況を説明したのだ。なぜなら過去の事例では、当時の状況を保つことがチームにとって最高の結果を生んだわけではないためだ」と語ったドメニカリ。さらに「その情報こそわれわれが彼に伝えたかったものであり、ドライバーには理解を求めた。全体的に最高の結果を得るためにね」とも述べている。
またFIAもチームオーダー禁止というレギュレーションを見直すことに理解を示しており、今度、チームオーダールールが再考されるか完全に破棄される可能性があるようだ。
また、F1最高責任者のバーニー・エクレストンやFIA会長のジャン・トッドも、8日の公聴会に出席した。
エクレストンはプレスリリースが発表されることを理由に、記者の取材にはコメントしなかった。
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明日金曜からイタリアGPが始まります。
一応の決着をみてのFERRARIお膝元でのGP・・・でもアロンソのエンジンのマイレージが、若干心配に想う私でした
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http://ja.espnf1.com/ferrari/motorsport/story/27639.html