BMW MINIが世に出て彼此9年程が経とうとしております。
初代は・・・こんな感じ
そして二代目はこんな風になりました。
これはどちらも”CooperS”というグレードで・・・二代目の画像は”クラブマン”というものです。
双方ともボンネットに”口”が開いているのが、CooperSの特長・・・そう、これがタイトルの”ボンネットスクープ”です。
初代,二代目共、CooperSは過給機付きエンジン
時代の流れからなのでしょうか・・・小排気量で過給機付けて、エコとハイパワーを狙ったものかと私、勝手に予想してます。
しかしながら・・・
初代と二代目は少々この”ボンネットスクープ”の立ち位置が異なっているのです。
初代は・・・スクープのところにインタークーラーが鎮座しています。スーパーチャージャー(ラジアルコンプレッサーとも言います)で圧縮された空気を冷やして、吸気の空気密度(酸素密度)を増やし、シリンダーへの空気充てん量を増やすのが目的。
二代目は・・・ターボチャージャーがドッキングされているのですが、ボンネットスクープの先は空気の取り入れ口に繋がるようになっています。インタークーラーはラジエターの手前に据付られています。
片や圧縮空気の冷却に、もう一方はエンジンに供給する空気を取り入れる目的で、ボンネットに”口”が開いています。
よく似た姿をしているのですが、目的が別々なので、非常に興味深い違いですね!
ただここで思うところが・・・
私のは初代CooperSなのですが、この”口”の開き方が少々気に入らない(汗)
加圧された空気を冷却したいのですが・・・この”口”の開き方だと、あんまり効率よく外気を取り入れられていないのかな?ということ。
ボンネットラインに沿って”口”が開いているのですが、果たして何割ほどの空気を、インタークーラーまで導いているか
よくSUBARUのボクサーターボエンジン車でも”口”が開いていますけれど、こっちの方はよくよく観ると、進行方向に対して割と垂直めにガイドが設けられています。
そういった形で積極的に、インタークーラーへ外気を導いているんだと思われます。
『じゃ、充てん効率の良い放熱効率の良いクーラーに入れ替えすればいいじゃん!!!』って思われるかもしれませんね(汗々)
まぁ、確かにそうですが・・・そういった手法採る場合でも、外気の取入れにも一工夫加えてやれば、高効率クーラーの仕事量も上がってきますよね・・・そこを私、狙ってみたいな~なんて思ってます。
そこで・・・ちょっとこのようなものを導入してみたいな~って、今現在妄想中でございます(苦笑)
今のガイドに追加して、正面から見たときの開口面積を上げてやろうという魂胆ですっ(笑)
10月のTSUKUBAに・・・間に合わせようかな~どうしようかな~